【はじめに】
こんにちは(^ ^)
東京都荒川区の整体院Oasisの院長笠井です。
今回は《立ち上がりの際の膝の痛み》についてブログを書きました。
最近当院では膝の痛みでご来院される方が増えています。
例えば、
・ずっと座っていて立つときに膝が痛い
・電車では降りる少し前から立って膝を慣らさないと不安
・椅子から立って歩き始めがすごく痛い
など、こんな症状のお悩みの相談を受けます。
立ち上がりに膝の痛みがある方はぜひ一度読んでみてください。
【膝を曲げているとどうなるか?】
まずはじめに椅子に座ったり、膝を曲げっぱなしにしているとどうして膝が動かなくなるかについてお話ししていきます。
●曲げっぱなしだと膝裏が硬くなる
膝を曲げた状態は膝の後ろがたわんだ状態になります。
曲げ伸ばしを繰り返している時には大丈夫ですが、長時間この状態でいると、血流も悪くなるので、たわんだ膝の後ろの組織が硬くなり、柔軟性が低下します。
その状態でいざ立とうとするとうまく伸びないので、膝の関節の動きが悪くなり、痛みに繋がります。
【膝の後ろのどんな組織が硬くなる?】
『膝の後ろの組織』と一口に言っても様々な組織があります。
どの組織が硬くなっているかをしっかり見極めて適切に対処していくことで立ち上がりの痛みは改善することができます。
ここでは硬くなりやすい代表的な組織について、いくつか書いていきます。
●膝の後ろの筋肉が硬くなる
まずはじめに硬くなりやすいのは《筋肉》です。
膝の後ろには様々な筋肉があります。
・下腿三頭筋
・半腱様筋
・半膜様筋
・大腿二頭筋
・膝窩筋
・足底筋
などたくさんの筋肉が付着している部位になります。
このどれか、あるいは複数が硬くなっていると膝がうまく伸びずに痛みに繋がります。
●膝裏の関節包が硬い
膝には膝全体を包み込む《関節包》というものがあります。
関節包は非常に硬い組織で、靭帯のようなものです。
ずっと膝を曲げた状態でいると、この関節包の膝裏の部分が硬くなります。
関節包は硬い組織なので、硬くなってしまうと膝は非常に伸びにくくなってしまうのです。
【膝裏の硬さを改善するには?】
ここでは膝裏の硬さを改善するための簡単なセルフケアの方法をお伝えしていきます。
本当は細かくチェックしていく必要がありますが、このストレッチをやるだけでも症状が緩和されるケースが多いです。
●1.もも裏ストレッチ
これは《もも裏のストレッチ》です。
まず、仰向けに横になり、脚を抱えてきます。
そこから膝を伸ばします。
そうすると太ももの後ろが伸ばされてきます。
10秒キープを10回程度やってみてください。
●2.アキレス腱ストレッチ
これは《アキレス腱のストレッチ》です。
アキレス腱の筋肉、下腿三頭筋は実は膝の後ろまで伸びています。
この筋肉をしっかり伸ばしておくと立ち上がりの痛みは軽減されやすいです。
壁に手をつき、後ろに伸ばした足のふくらはぎを伸ばしていきます。
左右30秒を5回程度やると良いです。
【最後に】
今回は《立ち上がり時に膝が痛む原因》についてお伝えしてきました。
もちろん今回書いたことが全てではありませんが、経験上今回お伝えした部分が原因であることが多いです。
また、セルフケアだけで痛みが改善しない場合は専門的な施術が必要です。
その際にはぜひ一度ご相談いただければ嬉しいです。
整体院Oasis 院長 笠井
おすすめコース
※サロンの状況により、現在オンライン予約はご利用いただけません。あらかじめご了承ください。