体の不調、痛み、コリは、体からのシグナルです。
意識を向けてほしいから、痛みやコリという形でシグナルを出しています。
私たちの体には、血液だけでなく、気(プラーナ)がめぐっています。
中医学では、健康な体とは、気が滞りなく流れている状態を指します。
中医学で、気の通り道は「経絡」。
タイマッサージで、気の通り道は「セン」。
ヨーガでは、「ナーディー」と言います。
タイマッサージのセンは細かいものまで含めると、約7万2千あると言われていますが、施術では代表的な10本のセンを中心に流していきます。
不健康な状態というのは、どこかに気の滞りがあり、うまく流れていない状態を言います。
その滞っている場所というのが、痛みやコリの場所なのです。
体は、痛みやコリというシグナルを出すことで、
「気が滞っていますよ~」
と、教えてくれています。
気は意識すると流れます。
その場所を意識するだけでも、気は流れ始めるのです。
私たちが、痛みやコリを感じたとき、無意識に手で触れるのは、気を流そうとしている現われです。
マッサージの施術をしているときも、同じことが起こっています。
体に触れられていることで、受け手は意識を向けることになります。
意識を向けてほしい、という体の声に応えていることになります。
また、タイマッサージセラピストは、丹田を使って、お客様の気を流し、邪気を手先、足先から体外に出すお手伝いをします。
私たちは、とかく目に見えるものしか信じない傾向があります。
また、西洋医学に依存し、すぐに薬に頼る傾向もあります。
でも、原因不明の不調や、西洋医学で解決できない病気で苦しんでいる人もいます。
私たちの世界、私たちの体は、私たちが理解している以上に奥深いものかもしれません。
まずは、タイマッサージで、自分の気が流れるのを感じてみませんか?
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