正中芯
【お腹に力が入らない】
状態
・お腹に力が入らず、触るとえんぴつの芯が入ってるような感じの時は正中芯。
・へそ上とへそ下の両方に見られるものとへそ上かへそ下だけに見られるものとがあります。
・へそ中心にお腹の真ん中のみぞおちからへその下に少し圧を加え、左右に指を動かしながら探ってみると、えんぴつの芯が入ってるかの様な感触があります。
・小腹不仁の存在をより確かなものとする症候。
正中芯のお腹になりやすい人
・胃腸の機能がとても弱っている。
・江戸時代の医書には「脾胃の虚は中脘より以下臍のあたりまで任脈通りに箸を伏せたる如く筋立つものなり、難治なり、中焦を補う薬なり」とあります。
・現代語でへそ上の正中芯は胃腸が弱く、病気も治りにくい。
出やすい症状
・正中芯が出てくるのは、周りの筋肉が弾力を無くして
グニャリとなり、やせて皮下脂肪も薄くなっています。
・体が相当弱っている状態です。
日常で気をつけること(養生)
・消化の良い温かい物を少量ずつ食べる。
・よく噛む。
・体を冷やす性質のものを避ける。
・過労、ストレスを避ける。
おススメのツボ
・足三里(あしさんり)・・・膝下の外側のくぼみに人差し指をおき、指幅4本そろえて小指があたる所。
・関元(かんげん) ・・・へそ下3寸の所にある。( 3寸は人差し指、中指、薬指,小指4本分のことです)
・湧泉(ゆうせん) ・・・土踏まずのやや上、足の指を曲げたときにくぼむところ。
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