お客様に、「夜中によく脚がつるのですが、なぜでしょうか?」
とよく聞かれます。
原因は、色々あって、腎機能や肝機能に問題がある場合がありますが、
健康な人でもミネラル不足で起こります。
私は、高校時代からバドミントンをしていて、
特に夏休みは殆んど休みなく体育館で汗を流していました。
今思えば、毎日毎日あんなにしんどいことを続けていたなと感心しますが、
特に夏休みの朝方にふくらはぎがつって起き上がることが度々ありました。
激しい運動と多量の発汗により、ミネラル(特にマグネシウム)が不足して、
供給が追い付かずに脚がつるのでした。
昔から、日本では夏は麦茶に少しの塩を入れて飲む習慣がありますが、
これは理にかなった行いです。
血圧が高いので減塩する方が多いようですが、
血圧を上昇させる原因の一つが加工塩を食することで、
マグネシウムを多く含んだ自然塩はさほど上昇しないのです。
インスタント食品やだしの素等には安い加工塩がたくさん使用されているので
高血圧の方は注意が必要です。
一晩寝ると、コップ1杯分の発汗があると言われています。
発汗によりミネラル分が一緒に失われているので脚がつりやすくなります。
細胞は食べたもので出来ています。
夜はゆっくり休みたいですね。
タイ古式マッサージサロン風(ろむ)