春は刺激でデトックス(2021年03月18日 14時43分) アーユルヴェーダサロン Expanse.. 渋谷店

こんにちは。
皆様いかがお過ごしでしょうか?

春は、むくみやダルさ、花粉症、眠気やプチ鬱、アレルギーなどが起きやすいシーズンです。

では、これらはなぜ春に起きるのでしょうか?

本日は、アーユルヴェーダ式解消法をご紹介します。

春は、冬に溜め込んだ脂肪が溶け出す季節です。
冬から春にかけて、自然界だけでなく体にも変化が起きる、とアーユルヴェーダでは考えます。

ヴァータが強まる冬から、春はカパが上がってきます。

冬の旬のものは、野菜も動物も甘みと脂肪をたっぷりと蓄えたものが多いですよね。
人参やかぼちゃなどの根菜は糖質が高く、魚や鹿、猪などは寒さを防ぐために脂肪がたっぷり。

冬はそんな旬のものをたくさん食べて、体を温めることが大切なのですが、私たちの体に溜まったそれらがまるで凍った地面が溶けるように、体内でゆっくりと溜まってきているのです。

花粉症、便秘、カラダの重さ、むくみ、眠さは春のトラブル。
それらが濁った水たまりのように体にたまるとき、上記のようなトラブルが起きやすくなる、と考えます。

花粉により鼻水や涙が止まらなかったり、ベッタリとした便が続いたり、寝ても寝ても眠かったり、やる気が出なかったり。

これらはカパが強すぎて引き起こるトラブルなのです。

大切なのは、心にも体にも刺激を与え、そしてデトックスすること♪

具体的に、その方法をお伝えします。

《春におすすめのスパイスと食材》

体に刺激を与え、活性化し、温めてくれるスパイスがおすすめ。

ブラックペッパー、ジンジャー、チリなど取り入れやすいものばかりなので、料理になるべく使ってみて下さい。

また春に旬を迎える野菜は、どれも苦味のあるものばかり。
春菊、ウド、ふきのとうなどはデトックス効果絶大です。
ぜひ積極的に食べてみましょう。

《いつもと違う行動を意識してみる》

いつも歩き慣れた道、行きつけの店を変えてみるようにしてみましょう。

違った風景、知らない味を経験する。それだけでも心に新しい刺激が起きて、停滞感は軽減するのです。


人も自然の一部。
春は、体の中でも始まっています。

心にもカラダにも心地よい刺激を与えて、春の始まりを心地よく感じられますように。