長いマスク生活(2022年11月09日 18時54分) ほぐしやさん瀬戸店

新型コロナウイルス感染症が流行してから季節にかかわらず
外出時にはマスクを着用することがあたりまえの日常になっています。
コロナウイルスが流行する前みたいに、
風邪をひいた時や花粉の時期だけの一時的なマスクの着用で
あれば問題なかったのですが、着用時間が増えることが原因で
体調不良が起こる可能性があるそうです。
その中の1つ「隠れ酸欠」について紹介させていただきます。

マスク生活を始めてから、体調がいまいち優れない、
疲れが取れにくい、集中力が続かなくなった、
身体が重だるく感じる、などの症状はないですか?
もし、このような症状がある場合は「隠れ酸欠」が原因かもしれません。
これらの不調が必ずしも隠れ酸欠が原因とは言えないのですが、
長時間のマスク生活を始めてから起こっているのであれば
もしかしたら?って少し疑ってもいいかもしれないですね。

何故マスクで酸欠になってしまうかと言うと。
マスクを長時間着用していると、鼻と口を覆った状態が長く続き
呼吸が浅くなってしまい、吸い込める酸素の量が減ってしまうことが
酸欠になる原因だそうです。
口呼吸の方が酸素がたくさん取り込めるような気がしますが
実は、鼻から吸った方が肺の奥まで酸素が行き届きやすいのです。
隠れ酸欠の原因はマスクだけではなく、
日頃ストレスを感じることが多いと、呼吸を浅くしてしまう
交感神経が優位になり、さらにストレスから身を守るために
無意識のうちに背中を丸めてしまいがちになります。
また、これから寒くなると肩に力が入り背中を丸めてしまいがちです。
背中を丸める姿勢は酸素を取り込みにくくなることがあり、
隠れ酸欠を引き起こしてしまうのです。
また、コロナ禍で自宅時間が増え猫背の姿勢で長時間
パソコンやスマホなどをみることはありませんか?
より多くの空気を取り込むには横隔膜を動かす必要がありますが、
猫背は肺やお腹を圧迫し、気道を狭くする姿勢なので、
横隔膜を十分に動かせません。
そのため猫背が原因で取り込める空気の量が減り
隠れ酸欠になることもあります。

予防法として、「3密」の場所を避けて人との距離をとり
一時的にマスクを外し腹式呼吸をしましょう!
鼻から息を吸い、ゆっくりと口から息を吐きだします。
背筋を伸ばし鼻呼吸を意識するだけでも
取り込める酸素量を増やすことが出来ます。
これから寒くなりマスクが今以上に必需品だったり背中を丸めてしまいがちですが、
「隠れ酸欠」にならないように注意してください!!