肩こりや腰痛といってもなんとなく凝ったり、使い過ぎたりしているために傷めてしまっているんではないか?
病院にいって原因は特になく、ストレスやヘルニアが原因だと言われてしまう事がよくあります。
今回は、そのことについて簡単に説明します
肩こりや腰痛をしるためには、まず最も基本的な筋肉や姿勢について知る必要があります
そもそも、筋肉というのは簡単に言うと身体を動かす筋肉(表層筋)と身体を支える筋肉(深層筋)の二つがあります。
○表層筋
腹直筋などの皮膚のすぐ下にある筋肉を表層筋と呼び、お腹を丸めたり伸ばしたりといった動作に関係する筋肉です。
○深層筋
腹横筋などの深い部分にある筋肉を深層筋と呼びます。こちらは動作にはあまり関わりがありませんが、体をまっすぐに支える働きをしています。
この2つの筋肉でできている体幹には、以下の3つの役割があります。
①内臓を支える
私たち人間も元々は四足歩行の動物でした。四足歩行の時は内臓が横に並んでいたので内臓を支える筋肉は必要なかったのですが、二足歩行になってからは内臓が縦に並ぶようになり体幹が内臓を支えないといけなくなりました。もし体幹がなかったら人間の内臓は重みに耐えきれず内臓が下へ垂れ下がってしまいます。
体幹の筋力不足で内臓が下がると内臓下垂と呼ばれる状態になり、便秘や頻尿など様々なトラブルを引き起こします。
②手足の動きをサポートする
腕や足、頭の動きはそれぞれ単体で動いているのではなく、体幹が動いてから腕や足が動くようになっています。このように、それぞれの筋肉は体幹と連動しており、体幹がしっかりしていないと手足の動きも悪くなってしまいます。
③姿勢を支える軸
体幹は背中はお腹を支えて姿勢を支える役割もあります。普段何気なく椅子に座ったり立ったりしている時、体がふらふらせずまっすぐなままでいられるのも体幹があるおかげです。さらに、体幹は手足を動かす時の軸としての役割もしています。例えばスポーツをしている時、ボールを投げたり蹴ったりしても体が倒れないのは体幹が軸になって体を支えてくれているからです。
これらの筋肉の働きの中で、大事なポイントになってくるのが
A表層筋の筋肉の使い方の偏り
B深層筋の筋力の低下
以下の2つのポイントになってきます
肩こりや腰痛に関しての原因はこの2点が主な理由です。
この2点が起こることで、姿勢が猫背になりそこから肩こりの原因となったり頭痛がしたり、腰痛やヘルニアの原因にもなります。
また、姿勢が猫背になることで呼吸が浅くなり疲れが取れにくくなったり、身体の緊張が抜けきれなくなりなかなか快眠ができにくくなったりします。
有酸素運動などを行い全身の筋肉を動かすことによって、肩こりや腰痛を予防することもできますが、まずは姿勢をみてどの筋肉が原因となっているかを詳しく見ていくのも早期解決の一つの手段だと考えられます。
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