こんにちは! 町田市成瀬でセントラル整体院を運営しております院長の牧野です。
今回は
『肩こりを整体で治すより自分で治した方が良いよ』
というテーマでお話します。
あなたは肩こりがひどくて悩んでいませんか?
「整体に行こうか…?それともマッサージの方が気持ちいいかな。」なんて考えたりしていませんか?
▼肩こりを整体で治してもすぐに戻る
肩こりはマッサージなどで筋肉をほぐしてもまたすぐに戻ってきてしまいます。きっと、肩こりで悩んでいるあなただったら一度や二度くらい経験があるのではないでしょうか。
肩こりは本来、姿勢の悪さからきている場合がほとんどです。
なので、今のあなたの姿勢を改善すれば肩こりは良くなっていくはずです。
そもそも肩こりはなぜ起きるのか?
それは肩の筋肉が硬くなっているから…ではありません。
肩の筋肉が硬くなっていることはあると思うのですがそれは結果でしかないのです。
本当の理由は「肩甲骨が動かなくなってしまっているから」。
その肩甲骨を動かせるようにするためにも姿勢の改善が必要になってくるのです。
では、どうやって姿勢を改善していくのでしょうか。
左右の肩甲骨の間には菱形筋(りょうけいきん)という筋肉があります。
この筋肉が左右の肩甲骨を寄せる働きをしてくれるのですが、こいつが働かなくなると肩甲骨が寄らなくなり猫背の姿勢へまっしぐらになります。
なので、この菱形筋を働かせることが大事になってきます。
▼整体前の肩こり改善チェック
例えば、手のひらを上にして肘を90°に曲げてください。
両脇はしっかり閉めて肘を脇腹にくっつけます。
その状態から脇が開かないように気をつけながら腕を外側へ開いていきます。すると、どこまで開くでしょうか?
体の真横まで腕が開いてくればまずは合格です。
腕を外側に開くときには腕の力に頼りすぎず、すこし胸を張るようにしながらやってみてください。その動きで肩甲骨が内側に寄ってきてくれます。
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今、やってみていただいた方は、「やってみたけど肩甲骨が動いているのか全然わからない…!」と、思いましたよね?
そうなんです。
肩甲骨が普段から動かなくて肩こりが出ている方は、おそらく全然感覚がないと思います。
僕も整体をやっていてこのチェックをしてもらいますが、大半の方は肩甲骨が動いているか分かっていません。
でも、ちゃんと動いているんです。わずかでも動いています。
ただ、その時は動かし方を覚えても、続けてやらない限り肩甲骨は動くようになってくれません。
▼肩こりの原因「肩甲骨わからない」問題
いくら整体やマッサージで肩甲骨のところをほぐしてもらって動きが出るようになっても、自分で菱形筋を働かせる練習をしなかったらすぐに元に戻ってしまうわけです。
そうは言っても、動いているかもよくわからないし、このやり方で合っているのか、本当に効果があるのか、など不安になる。そんなことを考えているうちに結局やらなくなっていく…。
分かります!めちゃくちゃ分かります。
ハッキリ言って99%の方がその悩みを抱えています。で、結局、自分でやるのは面倒だしよくわからないから整体やマッサージに行くと。
別に整体やマッサージに行くのは悪いことではありません。
ほぐしてもらえば気持ちいいし肩もなんとなく軽くなります。
なので、ぜひとも試してほしいのが整体やマッサージに行きながら、自分でも菱形筋を働かせて肩甲骨を動かす運動もやってみることです。
整体やマッサージでほぐしてもらった後はすこし肩甲骨を動かしやすくなっているはずですので、そこがチャンスです!
感覚をつかめるようになれば、肩甲骨が動いているかどうかも分かるようになってきます。
実際のところ、自分で肩こりを改善していくには自分でやるしかありません。
鍼灸なども効果的ではありますが、結局通い続ける必要がでてきます。仕事が忙しくて肩こりになっているのに、整体やマッサージや鍼灸に通っている暇がありますか?
肩甲骨を動かす訓練は仕事の合間でも、信号待ちでも、いつでもどこでもやることができます。
ちなみに僕は専門学生時代に授業中にやっていました。(笑)
そのおかげで肩こりをあまり感じることがないです。
肩こりを治すためには何が重要で、何をしなければいけないかを頭に入れたらまずはやってみましょう。
そして、ちょっとずつで良いので続けていきましょう。
自分で肩こりを治して今まで整体やマッサージに使っていたお金で美味しいものを食べたり、どこかに出かけたりするのも良いと思いませんか?
そんなことを考えながら頑張ってみてくださいね!
『【肩コリ向け】肘上げ体操』
➜ https://youtu.be/vQINB4_M9kM