今のように寒い時期や風邪の引きはじめには、生姜汁にお湯を加えて、少し甘みを足した「生姜湯」が飲みたくなりますよね。
生姜に体を温める効果があることは有名だと思いますが、生姜のパワーはそれだけではありません。
例えば、生姜入りの足湯に浸かるだけで、足のニオイ解消にも効果があると言われています。
ブーツやタイツなど、足が蒸れやすくニオイが気になってしまうこの季節。
今回は、冬におすすめの生姜を用いた足湯についてご紹介したいと思います!
【生姜の足湯の効果は?】
(1) 足のニオイ/水虫
生姜にはタンパク質を分解する酵素が含まれているため、普通のお湯よりも汚れが落ちやすくなると言われています。
さらに抗菌・殺菌&新陳代謝UP効果で、水虫や古い角質等ニオイの原因も解消してくれます。
(2) 冷え性/生理痛/むくみ改善
体の表面から温める全身浴とは異なり、足湯は足先から体の内側を通じて、体全体をじんわりと温めることができます。
さらに、生姜に含まれる辛味成分の「ジンゲロール」は熱を加えることで「ショウガオール」という血行改善効果が高い成分に変化し、不要物の排出を助けてくれます。
(3) 疲労回復/リフレッシュ効果
香り成分の「シネオール」には疲労回復効果があります。
生姜のスパイシーで爽やかな香りで、足湯をしている間に頭もスッキリして気分転換になりますよ。
【生姜の足湯の作り方&ポイント】
1. 生姜を皮ごとすりおろす
2. ティーパックなどに生姜を入れる
3. お湯(38℃~42℃)を用意する
4. 洗面器やバケツに足を入れ、足首より少し上にくるまでお湯を入れる
5. 生姜入りのパックをお湯に浮かべる
6. 温度が下がってきたらお湯を足しながら、15~20分程足湯をする
★ポイント
・足湯中は体を冷やさないようにブランケットやホットドリンクを用意しておきましょう。
・生姜の酵素は48℃以上になると死滅するため、温度を上げすぎないように注意しましょう。
・使用後はお湯を捨てて、洗面器も清潔にしておきましょう。
生姜の足湯に浸かっていると、15分程度でじんわり汗をかいてくると思います。
手足が冷えやすくなってくるこの季節、ぜひ週に1度からでも生姜の足湯を取り入れてみてはいかがでしょうか。