繰り返す痛み、不調。
季節の変化、日々のストレス、ちょっとしたきっかけにより繰り返す痛み、不調。
何がきっかけか分からないこともあると思います。
なぜ出たり、出なかったりするのか?
『出ていない=治った』
ではないということ。
人は常にバランスを取って生きています。
そう、天秤のように。
天秤は、重りを乗せなければ水平のままです。
一方に重りを乗せれば傾き、
反対側にも重りを乗せればまた水平に戻ります。
身体で言うと
身体が崩れてきて、一方に負担が掛かってくるとバランスを崩す。
だから、反対側にも同じぐらいの負荷を掛けます。
一旦バランスは取れ、“何事もなかった“ように感じます。
でも、実際には身体全体に負荷がずっと掛かっていて、
“何事もないように感じているだけ“
重りが増えていくと、その分身体の負担も増えていきます。
そして、重りが増えて天秤が重りに耐えられなくなると壊れる(>_<)
身体もこれと同じです。
何事もないから大丈夫ではなく、
そんな時でも重りはどんどん積まれていっています。
だから、壊れる前にちゃんとその重りを下すことが大事なんです。
身体は天秤と違い、
壊れたからといって取り替えるという訳にはいきません。
身体は天秤のように単純ではなく、もっと複雑なバランスで出来ているので、もっと深刻です。
これが繰り返し痛みが出る身体に起こっていること。
重りを外した時には、一旦バランスが崩れます。
一方の重りを外せば傾きます。
そしてバランスが崩れたら、
その時身体はしんどいですが、全身でみれば負担は減っています。
そのバランスを取り戻す為、もう一方の重りも外れだす。
これが″自己治癒力″です。
治癒の過程で、
楽になったり、しんどいと感じたりすることがあるのはこのためです。
どちらの場合でも全身でみれば負担が減っているのは同じこと。
日々生活をしていく中で、
ちょっとずつ重りが増えていって、
その都度身体は対応してくれています。
今は調子が良いからほっといても大丈夫ではなく、
生活をしていれば身体には負担が掛かっている事を認識し、重りが増え過ぎて壊れる前に身体のケアをしていきましょう(^^)/