皆様、こんにちは!1月、2月と、厳しい寒さが続いていますね。お肌も乾燥し、マスクでこすれて悲鳴をあげていませんか?
アレルギーの多いこれからの季節、冬場の乾燥肌を放置してしまうと肌のバリア機能が崩れて、肌からアレルゲンが進入しやすくなってしまいます。
そこで、今回は春に向けて乾燥肌改善ケアをご紹介します。
①正しいクレンジング
乾燥肌改善のために、まず見直したいのがクレンジングです。
美しい肌はターンオーバー(肌の新陳代謝)が正常で、肌のバリア機能つまり「肌内部の潤いを保ち、外的な刺激から肌を守る機能」がきちんと保たれています。そのため、みずみずしくハリがある肌は、小さな傷やトラブルにも強く、比較的短時間で修復されるという特徴があります。アレルギーの浸入も防いでくれます。
メイクをきちんと落とすことは、肌のバリア機能を守り美肌を保つことに直結しますが、誤ったクレンジングを続けていると、かえって乾燥肌や肌あれの原因になってしまいます。
●乾燥肌にオイルタイプのクレンジング剤はNG
オイルタイプのクレンジング剤は洗浄力が高い分、肌への刺激が強いため乾燥肌向きではありません。
特にミネラルオイルと呼ばれる炭化水素油系のオイルやエステル系のオイルは避けた方がよいと思います。乾燥肌の方にはジェルタイプやミルクタイプがおすすめです。
●洗い流さないクレンジング剤はNG
クレンジングシートやティッシュオフするコールドクリームなど「洗い流さない」タイプのクレンジング剤は、クレンジング剤の成分が肌に残るためおすすめしません。成分が肌に残ったまま放置すると、化粧水や乳液が肌に浸透しにくくなって肌内部の潤いが損なわれるだけでなく、雑菌の繁殖の原因になったり、毛穴の詰まりを引き起こしたりしてニキビや炎症、毛穴の黒ずみの原因になります。
●「すすぎ残し」はNG
クレンジング剤は「洗い流せるタイプ」を選び、すすぎ残しがないよう、ぬるま湯で丁寧に洗い流しましょう。
②正しい洗顔
●ゴシゴシ洗いはNG
洗顔の際、手のひらや指先でゴシゴシと洗うと、強い摩擦によって肌表面のバリア機能が破壊されてしまいます。洗顔料をしっかりと泡立てて、皮膚の上で泡を転がすように優しく洗いましょう。
●熱いお湯での洗顔はNG
洗い流す際は36~38℃のぬるま湯がベストです。熱いお湯を使うと肌に必要な皮脂が溶けだして肌を乾燥させてしまいます。
●「朝は水だけ洗顔」はNG
睡眠中の汗や皮脂汚れ、また就寝前のスキンケアの余分な油分を洗い落とすため、朝も洗顔料を使って洗顔しましょう。そのあとにつける化粧水が肌に吸収されやすくなります。
スキンケアの中でも、清潔に保つために大切なクレンジングと洗顔についてお伝えしました。
次回はスキンケアの続きと肌環境についてお伝えしていきます。