膝痛について(2021年12月10日 13時24分) はり・きゅう院カワサキ

膝痛には、変形膝関節症、慢性リュウマチ、内側側副靭帯損傷、半月板断裂、オスグット・シュラッター病等がありますが、ここでは、変形性膝関節症について述べたいと思います。
変形性膝関節症は、膝への負荷がかかり関節部の軟骨が削れたり、軽減したり、膝が屈伸がしずらくなったり、場合によっては関節に関節液が溜まったりする疾患です。
変形性膝関節症の主な症状は運動痛で、階段の昇降(特に下り)、立ち上がる時、歩行開始時に痛みが生じます。
変形性膝関節症は、圧倒的に中高年が多く、男性より女性の割合が多くなっています。しかしこの疾患は、膝をかばっての動作や歩行を行う為、膝痛だけでなく、腰痛、背部痛等となることがあります。
鍼灸施術は、膝の痛みを軽減させることを目的として施術してます。また、膝痛に有効なツボ、膝周囲のツボ、脛やふくらはぎにあるツボに鍼や灸を施します。膝痛の方は背部、腰部に問題を抱えている方が多いので、当院では、膝だけでなく背部、腰部も併せて施術しますので、お悩みの方はお気軽にご相談下さい。