腰痛と脳機能について(2022年08月23日 12時40分) Wellness Labo

ウェルネスラボの小山です!
腰痛の方に対するエクササイズの必要性について考えていきたいと思います(^^♪
私の個人的見解となりますので、ご参考までに(^^)/

腰痛改善にのみならず、必要な事になりますが、私たちの身体は「インプット」と「アウトプット」で成り立っています。
加えて、私たちは「意識」「無意識」で行動をします。

<身体における「インプット」と「アウトプット」について>

まずは「インプット」と「アウトプット」ですが、インプットは「感覚を入力」するという意味合いであり、体制感覚が主な部分となります、アウトプットは「脳を介して出力」する事となり、実動作へと繋げていきます。ここのバランスがとても重要であり、どちらにも偏りすぎていても動きにエラーが生じやすいです。

インプット:入力される感覚(体性感覚、視覚、前庭覚、自律神経etc…)
アウトプット:出力する器官(筋骨格系、内臓器系の自律神経etc)

例えば、施術やマッサージ機などで身体に受容的な刺激を受け続けると身体はリラックスしすぎてしまい、実際に身体を動かそうとしたときの反応が鈍くなります。

逆も然りで、アウトプットだけに偏りすぎていても動きのパターンが固定的になり易く、動きの多面性(コーディネーション)が生じにくくなるとされています。
私たち人間は入力と出力の相互関係で成り立ち、身体は変化の一途を辿ります。

その為、身体が外部から受けた情報が統合されて出力として動作が成立します。マッサージや機器だけで改善がしない方の場合には、アウトプットに対しても介入することが必要となります!

そして、私たちの痛みの多くは「無意識」で痛みが出てしまう事が非常に多いです。

相対して、無意識に痛めてしまう腰痛を「意識」して治そうとする方が非常に多いです。これではなかなか腰痛は治りません。。

なぜそうなのか・・・・今回はここまで!

次回は「意識」「無意識」における腰痛の考え方について話していきたいと思います(^^)