全力ストレッチ新宿御苑店 筋肉担当のFUKA です
今日は【呼吸】と【姿勢】の関係について掘り下げて行きたいと思います
軸が歪んで姿勢が乱れる原因はさまざまありますが、なかでも大きく関与しているのが呼吸。
ヒトは1日に2万回以上の呼吸をしています。
あまりに当たり前すぎて、いま息を吸ってるぞとか吐いてるぞ、と意識することは普段ほとんどないですよね?
だけど
呼吸はその人の能力を反映しているんです
緊張すると呼吸は速くなり、リラックス状態ではゆっくりしたものになります。
姿勢でいえば、緊張するとたくさん酸素を吸い込もうとするために腰が反って肩が上がり、バランスを保つために頭が前に出ます。
また、過呼吸や不良姿勢などの原因で口呼吸になると、舌が下がって気道が狭くなり、気道を確保するためさらに首を前に出した猫背姿勢になりやすいと考えられます。
呼吸の回数が多いということは酸素を多く吸い込んでいるということで、相対的に体内の二酸化炭素の量が少なくなります。
二酸化炭素には酸素が細胞に行き渡るのを助ける役割があるので、欠状態が慢性化すると脳とカラダへの酸素供給量が減ります。
その結果、酸素の吸いすぎで細胞内の酸欠が起こることになってしまいます。
だから、呼吸の量を減らすことで二ひ化炭素の量を増やし、効率よく脳とカラダに酸素を届けることが重要になってくるのです
新鮮な酸素をたくさん取り込むことは健康にいいイメージがあるが、必ずしもそうではないということです
こうした過呼吸状態が続くと、カラダはどんどん緊張して反り腰や猫背が定常化し、姿勢は乱れていきます。
しかも、脳は呼吸の量やパターンを約24時間で記憶します
たった1日呼吸が乱れることで、”あ、こういう呼吸をしてればいいのね”と脳が認識し、デフォルト化されてしまうのです
呼吸を整えて、良い姿勢を手に入れましょう!