全力ストレッチ新宿御苑店 筋肉担当のFUKA です
なぜカラダの裏側ばかりが硬くなるのか?
前回の投稿では背骨に着目してお話しましたが、今回は私生活に着目して紐解いて行きましょう
今日一日、何時間くらい椅子に
座っていましたか?
椅子に座ってどんな作業をしていましたか?
多くの人は数時間ほど椅子に座り、パソコンやスマホを触っていたはずだ。または字を書く、読書をする、食事をする、酒を飲むな
どの行動を含めれば5~6時間は座位だったかもしれません
日常生活の中では前側にカラダを屈曲させる動作がどうしても多くなります。座って手を前に出して作業をすれば背中が丸くなりやすくなり、膝を曲げて座れば股関節が縮んでお尻が伸ばされますよね。丸めたカレンダーのようにカラダの後ろが丸くなるクセがついていると考えていいでしょう
ファシアのような結合組織は形状記憶をする組織。顔を上に向けるより下を向く、背中を反らすより丸める、股関節を伸ばすより縮める、そういう動きが常態化するとカラダの裏側は常に引っ張られた状態になります
つまり、カラダの裏側は丸めたカレンダーの外側部分。常にテンションがかかり続け、しかも動かさないので弱ったまま固まっている状態。よって、本来は相当高齢になってから背骨がCの字に戻っていくはずが、50代、いや40代ですでにその兆候が表れることも。
カラダは硬くなる。
それもとくに裏側が。
その秘密がここにあります
すべては自分が悪いのか?と問われたら半分NOで半分YES。
今や洋式トイレやベッドでの睡眠は当たり前、和式トイレや布団の出し入れなどでフルスクワットする機会は激減。椅子の生活で股関節の稼働域は減り、車やエレベーター移動で肩甲骨やお尻の筋肉を使うことも少なくなりました。
あまりに便利な生活環境が招いた不活動と裏側の筋肉の不使用が柔軟性低下の原因。
この時代の流れはそう簡単に止められないです
だからこそ、背骨のS字を維持し、裏側の柔軟性を保つ意識を持つことが、これからの人生には必須なのです
そう、半分は自己責任というわけ。
全力ストレッチでは、体感軸を整えながらカラダの裏側の凝り固まった筋肉にしっかりアプローチしていきます!
強くしなやかなボディで、加齢に負けない華麗な日常を手に入れましょう