中学時代Vol.3
中学二年生の時に父が亡くなり、辛い日々の中、いっそ中卒で就職してしまおうかと思いました。
受験まで後一年と2ヶ月、悩んでいる時に、母からどうしても高校だけは卒業しろと懇願されました。
そこでやっと少し頑張るかという前向きな気持ちになりました。
しかし、それまで投げやりな気持ちで毎日を過ごしていたので、真面目に勉強もせず、中学の先生に反抗的な態度を取っていました。
そのせいで内申点が低く、都立高校だと希望する高校には点数が足りなかったのです。
とは言え、私立学校だと母の負担が増えるのを懸念していました。
ところが母から、好きなところへ行っていいと言われ、行きたかった明大中野高校を目指すことにしました。
一気にモチベーションが上がったのはいうまでもありません。
けれども、自分で勉強する習慣もついておらず、良い塾も見つけられず困っていました。
いよいよ受験日が迫って来た1月4日に、偶然、良い塾の先生を友達に紹介されたのです。
先生から勉強方を教えてもらい、励まされ、そこから頑張ることが出来ました。
そして運良く志望校に入学できたのです。