梅雨時のだるさの原因(2022年06月15日 17時41分) つなぐ鍼灸接骨院

皆さんこんちは!梅雨のだるさの原因は「湿邪」と言われています。
「湿邪」とは東洋医学で、身体の外からやってきて変化を起こす「外的要因」で
「風・寒・暑・湿・火(熱)」の6つの気(エネルギー)に分かれています。
これらの6つの気が「邪」となって、人間の体内に入り悪さをすることで、
病気になると考えられてきました。その中で「風」が身体に入っておきるのが「湿邪」です。
梅雨に入って気温と湿度が高くなると、体は熱くても充分に汗をかくことできず、
汗とともに出ていくはずの水分や老廃物が溜まりやすくなってしまいます。
「湿邪」が引き起こす症状として、頭が重い・胸が苦しい・手足のむくみ・関節の痛みがあります。
特に不調が起こりやすいのが胃や腸などの消化器系です。
解消法は湿邪を追い出す、つまり体内の水分バランスを整えるには、血の巡りを改善して、
体内に滞った水分や老廃物をスムーズに流すことが大切です。そのために有効なのが炭酸入浴です。
炭酸ガス入りの入浴剤を使用すると、炭酸の働きで毛細血管が広がって、
余分な水分や老廃物を排出するのを助けてくれます。
血の巡りをよくすることで体質の改善されれば、湿邪などの邪を寄せ付けない
健康な身体に近づくことができます。参考までに行ってみてください。