腰痛と年齢は関係ないことが多い!(2025年03月01日 09時00分) 治療院 春の風

腰痛は多くの人が経験する症状ですが、年齢と必ずしも関係があるわけではありません。一般的に加齢とともに腰痛のリスクが高まると思われがちですが、近年の研究では年齢よりも生活習慣や筋力の低下が腰痛に大きく影響することが分かっています。

実際、若い世代でも腰痛を訴える人は少なくありません。デスクワークの増加やスマートフォンの長時間使用などにより、姿勢が悪くなることが原因の一つです。また、運動不足やストレスも腰痛を引き起こす要因になります。これらの生活習慣の乱れは、年齢に関係なく腰への負担を増やすため、若い人でも腰痛を感じやすくなります。

一方で、高齢者でも運動習慣があり、筋力や柔軟性を維持している人は腰痛を感じにくいことが多いです。加齢による身体の変化は避けられませんが、それが直接腰痛を引き起こすわけではありません。むしろ、日頃の生活習慣や体の使い方のほうが重要な要素になります。

つまり、腰痛の予防や改善には、年齢にとらわれることなく適度な運動や正しい姿勢を保つことが大切です。年齢を理由に諦めるのではなく、生活習慣を見直し、体のケアを行うことが腰痛対策の鍵となるのです。