こんにちは。
今回は前回の続きで、梅雨による体調不良に対して、なぜマッサージや鍼が良いのかをお話していきます。
梅雨時の気圧低下や高湿度による「血管の収縮」や「筋膜の滑走性低下」に対し、当院のあん摩マッサージ指圧や鍼は、現代医学(解剖学・生理学)に基づいたアプローチで症状を根本から改善します。
その主な理由は以下の3点です。
●物理的・生理学的な血流と酸素の促進
手技や鍼灸の微細な刺激が皮膚や筋肉に加わると、「軸索反射」という生理現象により血管拡張物質が放出され、収縮していた毛細血管が広がります。血流が回復することで、溜まっていた痛み物質(ブラジキニンなど)が洗い流され、十分な酸素と栄養が供給されるため、過緊張や痛みが緩和します。
●脳と神経を介した鎮痛と自律神経の安定
施術刺激は神経を伝わり脳へ作用します。マッサージの触圧刺激は、過敏になった痛みの信号を脊髄段階で遮断する「ゲートコントロール理論」に基づき、脳への痛みを物理的に軽減します。また、鍼刺激は天然の鎮痛物質(β-エンドルフィン)を分泌させ、痛みの感受性を下げます。これにより交感神経の過剰な興奮が抑制され、自律神経のバランスが正常化します。
●筋膜の滑走性の回復
冷えや血流低下でゼリー状に硬化した筋膜の潤滑成分に対し、的確な圧を加えることで組織に微細な熱変化を生じさせます。これにより粘性が下がり、元のサラサラした状態へ戻ります。筋肉を包む膜同士の滑りが良くなることで、梅雨特有の重だるさやむくみが物理的に解消され、「体が軽くなる」状態を導きます。
上記の理由でマッサージや鍼は梅雨による体調不良に効果が期待できます。
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