肩の痛み(2025年05月27日 10時14分) ギア鍼灸接骨院

「最近、肩が痛くて腕が上がらない」「夜になると肩がズキズキして目が覚める」
そんなお悩みを抱えていませんか?

それは四十肩(または五十肩)の可能性があります。

四十肩・五十肩とは?

四十肩・五十肩は、医学的には「肩関節周囲炎」と呼ばれる状態で、肩関節の周辺に炎症が起きることで、痛みや可動域の制限が生じる疾患です。

名前のとおり、40代・50代に多く見られるためこのように呼ばれていますが、30代後半から60代以上でも発症することがあります。


【原因】なぜ四十肩になるの?

四十肩の正確な原因は完全には解明されていませんが、主に以下のような要因が重なって発症すると考えられています。

1. 加齢による組織の変性

年齢とともに、肩関節まわりの筋肉や腱(とくに腱板)の柔軟性が失われ、炎症が起こりやすくなります。

2. 血流の低下

肩周辺の血流が悪くなることで、老廃物の排出がうまくいかず、炎症や痛みを引き起こす原因になります。

3. 姿勢の悪化や肩の使い過ぎ/使わなさ過ぎ

デスクワークやスマホ使用で猫背になったり、同じ動作を繰り返すことで肩に負担が蓄積。また逆に、運動不足などで肩を動かさないことも可動域を狭め、炎症の原因になります。

4. ホルモンバランスの変化やストレス

女性に多く見られることから、ホルモンバランスの変化や慢性的なストレスが関係しているという説もあります。


主な症状
・腕を上げたり後ろに回すと強い痛みがある
・服の着替えや髪を結ぶ動作がしづらい
・寝ている時にも痛みがあり、夜間に目が覚める
・肩の動きがどんどん悪くなる(可動域の制限)


放っておくとどうなる?

四十肩は「そのうち治る」と言われることもありますが、自然に治るまでに1～2年かかることも少なくありません。

しかも、放置すると肩の可動域が元に戻らなくなる「凍結肩(フローズンショルダー)」に進行する恐れもあります。

だからこそ、早めのケアが重要です。

当院でもこういった症状に対する治療をすることができます。
痛みをとるだけでなく、今後痛みに悩まされない体づくりへのアプローチをさせていただきます!