ベビーオイルには、大きく分けて
ミネラルオイル(鉱物油)と
植物性オイル(植物油)
があります。
ミネラルオイルは石油から精製されたオイル、植物性オイルは植物の果実や種子などから採取したオイルです。
これはどちらが酸化しやすいかというと、断然植物性のほうらしいです。
植物性や動物性のオイルは、不飽和脂肪酸がたくさん含まれていて、それが酸素と反応して酸化するからです。
石油から精製したもののほうが良くないのでは?というイメージですが、
ミネラルオイルは不飽和脂肪酸が含まれていないため、酸化しにくいとされています。
それにミネラルオイルは、日本の薬機法にのっとっている商品のため精製度が高いのです。
精製度が低いと、油焼けなどを起こす危険があり、昔のオイルは精製度が低いものが多くそれが社会問題になりました。
今は技術力が飛躍的に進化して、高精製により不純物が混ざることは日本のちゃんとしたメーカーの商品なら心配ないと言われています。
ちなみにワセリンは、オイルより「うるおいを守る効果が強い」という研究結果があります。
ドラッグストアで数百円で買えるワセリンのほうが、デパートで売ってる高級美容オイルよりうるおいが守れるってことですよね…?(*_*)
オイルを使うべき特別な理由がない限りは、オイルだけにこだわる必要はそこまでないのです。
特に「光老化」や「油焼け」が気になる人や肌が弱い方は、無理にオイルを使わずに、安全性の高いワセリンをおすすめします。