よもぎ蒸しやモリンガ蒸しなどの温浴メニューを、妊活目的で受けられる方がいらっしゃいます。
そんな方は、温浴メニューを受けるベストなタイミング、または禁忌などはあるのかといった事は気になるポイントですよね。
まず、色んな見解があるので一概には言えないという事を前置きし、
ベストなタイミング:生理が終わってから排卵日までの低温期と言われています。
この期間は文字通り体温が低めに維持されるので、しっかり子宮を温めてあげるのがお勧めです。
逆に、排卵日後の高温期には温活をお勧めしないというのが一般的ですが、これは、精子や受精卵などの細胞が熱に弱く、温めすぎは良くないという話からきているようです。
確かに精子は熱に弱いそうですが、温浴メニューで体を温めたところで、子宮内の温度が細胞が死ぬほどの高熱になる事はあり得ません。もしそうなったら大やけどです。
どちらかというと、温浴メニューのなかでもよもぎ蒸しに使用するよもぎに、子宮を収縮させるという特徴があるので、その作用によって着床が維持しにくくなるといった理由から、排卵日後はよもぎ蒸しは避けたほうが良いとお勧めしています。
同じ温浴メニューでも、モリンガのほうには子宮収縮作用がないので、モリンガ蒸しであれば妊活中でもタイミングを選ばず受けて頂く事ができます。
ただし、先に述べたように高温期はむやみに体を温めないほうが良いとの見解もあるので、少しでもそれが気になるようでしたら不安を覚えながら無理に受ける必要はないでしょう。
妊娠を望む方にとってストレスは大敵ですので、ご自分が納得した上でリラックスして受けて頂く事がなにより大切です。