11月も半ばになるといよいよ朝晩冷える日も出てきますが、日中陽が出ていると気候も良くハイキングやウオーキング、マラソンなどの軽い運動をすると心地良かったりしますよね。
日常的な運動習慣のある人はもちろんですが、普段体を動かす習慣のない人は特に急な運動で思わぬ怪我をすることもありますので、その予防のためにもストレッチをお勧めしますが、そのやりかたが運動の前後で違ってくるのはご存じですか?
運動前に、筋肉を伸ばして一定時間保持するようないわゆる「静的ストレッチ」をすると、関節の可動域を広げ過ぎて筋肉の安定性が損なわれかえって怪我のリスクを高める恐れや、筋肉をリラックスさせすぎるため筋力や瞬発力の低下に繋がることがあるため、現在ではお勧めされていません。
このような静的ストレッチは主に運動後に行うことで、筋肉の緊張を和らげて疲労回復を促すのに推奨されています。
では、運動の前にはどのようなストレッチが最適とされているでしょうか?
運動前には筋肉を温めて関節の動きを良くする事を目的とした「動的ストレッチ」が良いとされています。
じわーっと伸ばすのではなく文字通り『動的』に、腕を前後に大きく回したり、どこかに掴まりながら足を振ったりと、反動を使ったりリズミカルに行ったりします。
当店のストレッチメニューであるタイ古式マッサージはどちらかというと静的ストレッチの要素が多いですので、運動後の疲労回復などを目的に受けて頂くのがお勧めです(^^♪
適度な運動は睡眠の質を上げ自律神経を整えるのにも役立ちますので、無理のない範囲で気持ち良く体を動かしたいですね。