こんにちは。池袋アリエススタッフのKATUKOです。
冬も本番を迎え、乾燥が気になる季節になりましたね。今回は、乾燥する「冬のかくれ脱水」についてお話しさせていただきます。
脱水症とは、体内から体液が失われて、体内の水分量が不足している状態です。
そして、脱水症状と聞くと夏場に多く発症するイメージかもしれませんが、冬場には「かくれ脱水」というものがあります。かくれ脱水とは、脱水の初期状態に気付いていない状態を指します。
冬場は乾燥に加え、寒くて水分をとる機会が減ってしまい発症するリスクが高まってしまいます。放置することで脳梗塞など命にかかわる病気につながるといわれておりますので、早めの予防をする事が大切です。
特徴として、体の水分が減少し、なんとなく体調が悪い程度で脱水症状になる手前の状態といわれています。初期症状の軽さから、対処が遅れることもあるので注意しましょう!
・口の渇き、唾液の減少
・唇、舌、肌の乾燥
・尿の色が濃くなる
・疲労感、だるさ
・集中力が続かない
・立ち眩み、めまい
では、なぜ冬におこるのか。それは汗をかきづらい冬に脱水が起こるとされています。
原因の一つは、皮膚や粘膜、呼吸から意識しないうちに水分を失う「不感蒸泄」が増えるからです。不感蒸泄とは、無意識のうちに蒸発する水分のことをいいます。
また、冬は喉の渇きを感じにくく、汗をかいている実感もなく、体が冷えてしまうことを気にして水分の摂取量が減りがちになってしまいます。その結果、脱水症を引き起こしてしまいます。
かくれ脱水を防ぐ基本は、こまめな水分補給です。必要な量には個人差がありますが、1日1.5リットル程度を目安に2~3時間おきに水分をとる習慣をつけましょう!
近年では、感染予防のために日常的にマスク着用が当たり前になり、マスクを着用していると喉の渇きに気づきにくくなります。
水分を含んだ自分の呼気がマスクの内側にこもり、その湿った空気を再び吸い込むことで、口約や喉の乾燥が抑えられるからです。そうなると水分補給の回数が減ってしまい、気付かないうちに脱水状態になっている場合がありるので注意が必要です。
脱水症になってからの対応より、ならないように予防することが大切ですね。そのためにも、日常生活の中でこまめに水分補給をするように心がけましょう!
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