新年あけましておめでとうございます。
今年は元旦から能登で大地震があり、翌日は羽田空港で、その支援に向かおうとしていた海保機と日航機が衝突するというショッキングな災害、事故での幕開けとなってしまいました。
被害に遭われた方々、そしてご遺族の皆様に心からお悔やみを申し上げます。
この出来事をどう受け止めるかは人それぞれだと思いますが、『命の大切さ』や『日々感謝をし、精一杯生きる事』を改めて教えていただけたと個人的は感じていますので、今年最初のこのブログでも、より前向きになれる内容をお伝えしていきましょう!
【人生100年時代!】
日本は世界でも有数の長寿国であり、高齢化社会の進んでいる国ですよね。
厚生労働省の統計によると、日本の平均寿命は2023年の段階で男性は81.05歳、女性のは87.09歳でした。
少し前のニュースですが、厚労省は2020年度の「厚生労働白書」で、2040年に65歳になる人は女性の2割が100歳まで、男性の4割が90歳まで生きるという推計を発表しています。
「人生100年時代」も現実になってきているという事ですね。
そうなると、より重要なのは、「平均寿命」よりも「健康寿命」という概念ではないでしょうか。
【平均寿命と健康寿命】
改めてこの2つの違いをおさらいしておきましょう。
「平均寿命」→単純に人が生きる期間の平均
「健康寿命」→健康上の問題で日常生活が制限されることなく生きられる期間
【健康寿命の延伸がカギ】
私たちの目標は、単に長生きする事ではなく、健康で質の高い生活を長く維持する事にあります。
そのためには、下記の3つがポイントになりますね。
・適度な運動と休息
・栄養バランスの取れた食事
・心身のストレスの解消
ココロとカラダをメンテナンスする大切さ
年末のブログでも書かせていただいた内容とも関係しているのですが、働き盛りの日本人の多くは「休養・休息」が足りておらず、結果として「健康寿命の延伸に影響を及ぼしている」とも言えるのではないでしょうか。
「働き方」「休息の取り方」「ストレスの解消の仕方」といった要素が「人生100年時代にアップデートされていない」ように僕には感じています。
上記は総務省のHPにあった2005年と2050年を比べたデータですが、約25年後には人口減少と共に、高齢者が人口の約40%になると予想されています。
現在50歳の方は2050年に75歳になり、もしも100歳まで生きるとしたら、そこからさらに25年生きるという事ですよね。
若年層、働き盛りの人口が減るという事は、それだけに「自立」が重要になります(介護をする側の人口が減る可能性、金額が高くなる可能性があります)。
国の社会保険の支出が増え、健康保険の自己負担が増える可能性、年金の受給年齢が先送りに可能性、金額そのものが減る可能性もあり、財布の紐を閉める必要があるかもしれない事は理解出来ますが、その前に健康を損なってしまっては元も子もありません。
【アナタの100歳のイメージは?】
アナタはご自身の100歳の時の姿が想像出来ていますか?
ちなみに僕は今年が45歳。2079年(55年後)に100歳になります。これまで生きてきた期間よりも長いので(まだ半分も生きていないので)、これから先がかなり長いというイメージは出来ます。
それと同時に、「ココロとカラダの健康に気を遣っていないと、100年も持つわけがない」というイメージも出来ますね。
僕は現役ミュージシャンでもあるので、これから先も楽器の演奏が出来るカラダでいたいですし、この年末年始は久々に海外(ベトナム・ハノイ)で過ごしたのですが、「人生の中で出来るだけ多くの国に行ってみたい」という想いがあるので、海外旅行が出来る体力や足腰はとても重要なポイントです。
「私が100歳の時にこうありたい」という想いを少しでもイメージ出来れば、「健康のために今から何をしておく必要があるか」、答えを見出す事が出来るのではないでしょうか。
【リ・カラダに出来る事】
「音ラク空間」及び「ストレッチ整体リ・カラダ」は、『音楽とリラクゼーションでココロもカラダも健康に♪』をコンセプトにして皆様にサービスを提供させていただいています。
『りらくすとれっち』は一般的な「もみほぐし」「指圧」「マッサージ」のような「カラダのみ」にフォーカスした施術とは違い、音楽、絵画、香りといった要素も用い、ココロ、カラダの両面から「本質的な健康」を目指します(ココロとカラダは双方に関係していて、ココロを整える事はカラダに、カラダを整える事はココロの健康につながっています。どちらのメンテナンスが欠けても健康にはならないと考えています)。
また、このブログでお伝えしている「健康寿命の延伸」のポイントは『自立』ですので、普段からご自身でも出来るセルフストレッチのアドバイスもさせていただいています(本来はご自身である程度のメンテナンスを日常的に行い、月に1回、隔週くらいでご来店していただくのが理想です。ご自身でもメンテナンスを行ったうえで毎週通っていただくのは良いのですが、他力本願過ぎるのは良くありません)。
本年も出来る限り、皆様のココロとカラダの健康のサポートやアドバイスをさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします♪
※トップの写真に使用させていただいたのは、Dick Nashというトロンボーン奏者です(「ティファニーで朝食を」「酒とバラの日々」などのサントラで演奏している方です)。
2017年にアメリカ・ロサンジェルスでお会いしました。当時は89歳で、まだ演奏もされていて、素晴らしい音でした!
音ラク空間オーナー
株式会社マウントフジミュージック代表
トロンボーン奏者/講師
藤井裕樹(フジイヒロキ)
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