年末ごろからインフルエンザ、そして最近ではまたコロナも増えてきている印象があります。
皆さんの周りではいかがですか?
こうした感染症から身を守るために、多くの人がワクチン接種や医薬品に頼ってきました。
しかし、これらはあくまで感染のリスクを下げ、症状を緩和する“かもしれない”手段であって、根本的な解決にはなりません。
そこで注目されるのが「免疫力」のアップです。
免疫力を高める事は、病気にかかりにくくなるだけでなく、もし感染しても軽症で済む可能性が高まります(本来はワクチンではなく、自然の免疫力でこの効果を得られるに越した事がないですよね!)。
では、日常生活で免疫力を高めるためにはどのような事に注意すればよいのでしょうか。以下に4つの基本ポイントを紹介します!
1. 『適度な運動を心がける』
運動は免疫システムを活性化させる効果が期待出来ます。特にウォーキングやヨガ、ストレッチなどの“軽い”運動は、ストレス解消にも繋がり、免疫力の向上に効果が期待出来ます。毎日の生活に取り入れやすい運動を見つけ、継続する事が大切です。
2. 『バランスの良い食事をとる』
免疫力を高めるには、栄養素がバランス良く含まれた食事が必要不可欠です。たんぱく質、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、βカロテン、ポリフェノールなど、免疫機能をサポートする栄養素を意識して摂取しましょう。
また、発酵食品を取り入れる事で腸内環境を整え、免疫力を高める効果が期待出来ます。
3. 『十分な睡眠(休息)を取る』
睡眠不足は免疫力の低下を招きます。特に深い睡眠は、カラダの修復や免疫システムの強化に不可欠。
個人差はあるかもしれませんが、一晩に7〜8時間の睡眠を目指し、質の良い睡眠を心がけましょう。
4. 『ストレスを適切に管理する』
ストレスは、免疫システムの働きを弱める原因となります。
リラクゼーションや趣味の時間をもつ事、友人や家族との良好な関係はストレスを軽減する効果が期待出来ます。
また、整体やマッサージを定期的に受ける事で、カラダの緊張をほぐし、免疫力のアップに繋がります。
最近、NHKの番組キャラクターのチコちゃんを起用した車内広告をよく見かけませんか?
『全国統一免疫対策テスト』、僕も通勤途中にやってみました!(84点でした/15問中13問正解)
以下はそのポイントです。
・睡眠時間を削ると、免疫が低下し、感染リスクが2.5倍になる!(5時間未満の人は要注意)
・睡眠において重要なのは、寝る時間より「起きる時間」を一定にする事
・眠りが浅いと感じた時にやったほうが良いのは「寝る3時間前に夕食を済ませる」(寝る直前に食べない)
・肥満の人は感染症リスクが高い
・免疫の向上に逆効果の運動は「ハードなトレーニング」(軽い有酸素運動やストレッチはOK)
※ハードな運動は交感神経を刺激し、免疫機能を担うリンパ球やNK細胞、キラーT細胞などを減少させ、一時的に免疫を低下させてしまう
・1日の中でウォーキングに適している時間帯は「夕食後」(就寝直前ではありません)
・免疫のための筋力アップで効果的な部位は「ふくらはぎ」(第二の心臓)
※通勤中に階段を使う、つま先立ちをするなどして鍛えましょう!
・免疫力の衰えは20代から始まっている
・免疫機能が正常に働く体温は36.5〜37度(低体温の方は要注意/カラダを温めましょう!)
・気温が15度以下で乾燥しやすい季節は風邪をひきやすい(ウイルスが活性化しやすい)
・免疫力アップで「肌の調子」や「目の疲れ」にも効果が期待出来る
まとめ
免疫力を高める事は、感染症から身を守るだけでなく、日々の生活の質を高める事にも繋がります(生産性が上がり、仕事の効率もアップします)。
睡眠不足で仕事をしてもミスが多くて、結果やり直しになったり、無理して働いて風邪やインフルエンザになって仕事を休み、復帰後のほうが大変になってしまったという経験のある方、多いのではないでしょうか。
月並みな言葉ですが、やはり「健康第一」。
そのキーワードがワクチンや薬ではなく、『免疫力』だと僕は考えています!
『健康寿命のアップ』のためにも、「免疫力」を意識してみてください!
音ラク空間・リ・カラダオーナー
株式会社マウントフジミュージック代表
トロンボーン奏者/講師
藤井裕樹(フジイヒロキ)