鍼は痛いのか。
僕は鍼灸師として10年が経とうとしていて、
ダントツで多い質問の
「鍼って痛いんですか?」
について今回は説明いたします。
結論、
「思ったより痛くないよ」
です。
(カレーを食べたときに辛いと感じる人と辛くないと感じる人がいるのと同じです)
これに関しては、鍼灸師によって答えは違います。なぜなら鍼の打ち方、治療法が異なるからです。
大きく分けて鍼治療には、
西洋医学的な鍼治療
と
東洋医学的な鍼治療
の2つに分かれます。
簡単に言えば、
「痛いところはここだね、じゃあこの痛みの原因の筋肉に鍼打ちましょう」
※俗にいうトリガーポイント治療
つまり、
悪いところをやっつけましょう
が西洋医学
「痛いところはここだね、じゃあツボを使って循環機能を改善し、身体のバランスを整えましょう」
つまり、
悪いところをやっつける自身の身体の自己治癒力を高めましょう
が東洋医学
もちろん、どちらも取り入れて施術される先生もたくさんおられます。
また使用する鍼にも長さ、太さに種類があり、
鍼が初めての方や苦手な方には細い鍼を使用して施術をします。
痛みに関しては、
西洋医学的な鍼治療
筋肉や神経にしっかり刺激を入れる場合が多い
東洋医学的な鍼治療
ツボへの刺激なので刺激は少ない
となります。
ちなみに当院では、西洋医学的な鍼治療です。
筋肉の状態を診て、痛みの箇所、痛みの原因になっている箇所に打ちます。
初めての方には細い鍼を使い、なるべく刺激の少ない打ち方でまずはお試しいただいております。