つわりにお灸は効果的?~東洋医学がもたらす妊娠初期のやさしいケア~
妊娠初期の多くの女性が経験する「つわり」。吐き気や食欲不振、倦怠感などその症状は人それぞれですが、日常生活に支障をきたすほど辛いと感じる妊婦さんも少なくありません。西洋医学ではこれといった確実な治療法がなく、安静にするしかないとされることも多いため、「何か他にできることはないか」と探している方に注目されているのが“お灸”による東洋医学的アプローチです。
では、なぜお灸がつわりの症状に効果的とされているのでしょうか?
お灸がつわりに効く理由とは?
お灸とは、もぐさ(ヨモギの葉を乾燥させて作ったもの)を使って身体の特定のツボを温めることで、血行を促進し、自然治癒力を高める東洋医学の伝統的療法です。つわりは妊娠によってホルモンバランスが大きく変化すること、また自律神経の乱れや消化機能の低下などが原因と考えられています。お灸は、これらの体内バランスの乱れを整える助けとなるのです。
具体的に、つわりに効果があるとされている主なツボには以下のようなものがあります:
内関(ないかん):手首の内側、腕の中央にあるツボで、乗り物酔いや吐き気に効果があることで知られています。妊娠による吐き気にもよく使われるポイントです。
足三里(あしさんり):膝の少し下にあるツボで、胃腸の調子を整え、全身の活力を高める働きがあります。
中脘(ちゅうかん):みぞおちとおへその中間にあるツボで、消化機能を助け、胃の不快感を軽減します。
これらのツボに穏やかな温熱刺激を与えることで、内臓の働きを整え、吐き気や胃のむかつきといったつわりの症状を和らげる効果が期待されます。また、お灸の温かさには副交感神経を優位にする作用があり、心身のリラックスにもつながります。妊娠初期の不安定なメンタルにもやさしく作用することから、精神的なストレス緩和としても有効です。
妊婦さんに優しい「灸Style掛川本院」のつわりケア
「お灸に興味はあるけれど、妊娠中に安全なの?」と不安に思う方も多いでしょう。そんな妊婦さんにこそおすすめしたいのが、掛川市にある鍼灸専門院「灸Style掛川本院」です。
当院では、妊娠中の施術に精通した経験豊富な鍼灸師が、妊婦さん一人ひとりの状態や体調に合わせたオーダーメイドの施術を行っています。施術前にはしっかりと問診を行い、週数や症状、既往歴などを丁寧に確認した上で、適切なツボを選定。刺激の強さも最小限に抑え、身体に負担をかけない安心・安全なお灸を提供しています。
また、完全予約制・個室対応の施術環境なので、他の方を気にせず、リラックスした時間を過ごしていただける点も好評です。静かな空間で温かなお灸を受けることで、心身ともに落ち着き、妊娠中の不安やストレスもやわらぎます。
さらに、ご希望の方には自宅でできるセルフお灸の方法やツボの場所も指導しており、日々の体調管理にも役立ちます。「病院での診察に加えて、自分でもできることをしたい」という方にぴったりのサポート体制です。
最後に
つわりのつらさは、周囲から理解されにくい上に、「我慢するしかない」と思われがちです。しかし、東洋医学の知恵を活かしたお灸は、そんな妊娠初期の悩みに対してやさしく、そして確かな効果をもたらしてくれる選択肢のひとつです。
「灸Style掛川本院」では、妊婦さんの体と心に寄り添った丁寧なケアを心がけています。「できるだけ薬に頼らず、自然な方法で体調を整えたい」「少しでもつわりを楽にしたい」とお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。ご来院を心よりお待ちしております。

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