⭐️梅雨時期に体調不良が多くなる原因
①「湿邪(しつじゃ)」の影響
梅雨の湿気=体内に侵入する「湿邪」は、体の巡り(気・血・水)を妨げ、「だるさ」「むくみ」「食欲不振」などを引き起こします。
②「脾(ひ)」の弱り
湿邪は「脾」を傷つけやすく、脾が弱ると消化・吸収・水分代謝の低下が起こり、全身の不調につながります。
③「気圧の変化」は「気の巡り」に影響
低気圧で外の気の圧が下がると、体内の気(エネルギー)が停滞しやすく、「頭重感」「気分の落ち込み」「痛みの悪化」などが生じます。
⭐️梅雨・低気圧に負けない体づくり【対策】
✅ 食事の工夫
湿を取る はと麦、とうもろこし、冬瓜、黒豆、生姜
脾を補う 山芋、かぼちゃ、米、もち麦
冷えを防ぐ ネギ、にんにく、大葉、シナモン
※冷たい飲み物や生ものは控え、消化に良い温かい食事を心がけましょう。
✅ 鍼灸でのケア
ツボ名 効果
足三里(あしさんり) 脾胃の機能を高める・だるさ改善
陰陵泉(いんりょうせん) むくみ・湿の排出
百会(ひゃくえ) 頭重・めまい・気分の安定
内関(ないかん) 吐き気・気分の落ち込みに効果的
⭐️まとめ
梅雨の体調不良は「湿邪」と「低気圧」が大きな原因です
東洋医学では、脾のケアと巡りの改善がカギになります。
食事・生活習慣・鍼灸を活用して、梅雨の不調を軽やかに乗り越えましょう。
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