お灸の科学的なメカニズム(なぜ効くのか)(2025年09月05日 12時00分) 温活・妊活・美容鍼灸Style掛川本院ブログ

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投稿日:: 2025/09/05 12:00

お灸の科学的なメカニズム(なぜ効くのか)

お灸の科学的なメカニズム(なぜ効くのか)
① 温熱刺激による血流改善

お灸の熱は、皮膚の表面だけでなく、皮膚の奥(深部)まで温めることができます。
これにより毛細血管が広がり、血流が促進されます。

→ 血流が良くなると、
✔ 老廃物が流れやすくなる
✔ 酸素や栄養が細胞に届きやすくなる
✔ 筋肉の緊張がゆるむ

② 免疫力の活性化

お灸の温熱刺激によって、白血球の働きが活発になると報告されています(※東邦大学などの研究)。
また、軽い炎症反応により、**ヒートショックプロテイン(HSP)**というたんぱく質が体内で増加します。

→ HSPは、
✔ 細胞を修復
✔ ストレスから体を守る
✔ 免疫系を調整する

そのため、**自然治癒力(自己回復力)**が高まります。

③ 自律神経への作用

お灸をすると、体が「心地よい温かさ」として感じ、副交感神経(リラックス系)が優位になります。

→ これにより、
✔ 緊張がゆるみ、リラックス
✔ 胃腸の動きが活発になる
✔ 寝つきやすくなる

④ ツボ刺激の効果

お灸は「経穴(ツボ)」に行います。ツボは、神経や血管が集中しているポイント。
ツボへの温熱刺激により、神経反射が起こり、内臓の働きやホルモン分泌が整うとされています。