生理痛や生理不順に鍼灸は有効?女性におすすめの自然ケア(2025年09月30日 12時00分) 温活・妊活・美容鍼 灸Style掛川本院

生理痛や生理不順に鍼灸は有効?女性におすすめの自然ケア

女性のからだは毎月のリズムに合わせて変化します。その中で多くの方が感じやすいのが「生理痛」や「生理不順」。
お腹や腰まわりの重だるさ、気分の変化、周期の乱れ…。小さなことの積み重ねが、日常生活を負担に感じさせることもありますよね。

近年、薬に頼りすぎずに体調を整えたい方から注目を集めているのが 鍼灸(はりきゅう) です。
今回は「生理痛や生理不順と鍼灸の関係」について、東洋医学的な考え方やおすすめのツボをご紹介します。

生理痛・生理不順の原因とは?

生理にまつわる不調は、生活習慣やストレス、冷えなど、さまざまな要因が重なって起こりやすいものです。

生理痛(お腹や腰の重さ、だるさ)
冷えや血流の滞りが関係していると考えられます。

生理不順(周期の乱れ)
ホルモンバランスや自律神経の乱れ、ストレスが関係しやすいです。

気分のゆらぎや不安感
PMS(月経前症候群)として現れることもあります。

これらは「女性なら仕方ない」と思われがちですが、東洋医学ではからだ全体のめぐりを整えることで軽やかに過ごせると考えられています。

鍼灸で期待できるサポート

鍼灸はツボを刺激して、からだが本来持っているバランスを整えるサポートをします。
「痛そう」「熱そう」というイメージがあるかもしれませんが、実際にはやさしい刺激が多く、リラックスして受けられる方がほとんどです。

鍼灸で期待できることには、以下のようなものがあります。

血流を整えるサポート
お腹や腰まわりの重だるさをやわらげやすい

自律神経の調整
気分の不安定さを落ち着けるサポート

冷えのケア
お灸で温めることで下半身の冷えにアプローチ

自然なリズムを整える
周期のゆらぎをやさしくサポート

生理痛・生理不順におすすめのツボ

鍼灸でよく使われるツボには、女性のからだを整えるのに役立つものが多くあります。

三陰交(さんいんこう)
足首の内側にあるツボ。女性の体調ケアに欠かせないポイント。

気海(きかい)
おへその下にあるツボ。エネルギーを養う場所とされています。

関元(かんげん)
さらに下腹部にあるツボ。お腹を温め、めぐりを整えるのにおすすめ。

これらのツボは自宅でのセルフケアにも取り入れやすく、軽いお灸やツボ押しでも活用できます。

初めての方でも安心

鍼灸が初めての方に多いのは「痛みや熱さへの不安」。
鍼は髪の毛よりも細く、刺すというよりは「触れる」ような感覚です。ほとんどの方が「思ったより痛くなかった」と感じます。
お灸も心地よい温かさで、リラックスして眠ってしまう方もいます。

どんなタイミングで受けるとよい?

鍼灸はそのときの体調やリズムに合わせて受けられます。

生理前:気分の変化やむくみをサポート

生理中:お腹や腰まわりの重さをやわらげたいときに

生理後:エネルギーを回復し、次の周期に向けて整えたいときに

定期的に受けることで、自分のからだのリズムに気づきやすくなるのもメリットです。

まとめ

生理痛や生理不順は、多くの女性が抱える身近なお悩みです。
鍼灸は自然なケア方法として、血流や冷えのサポート、リズムの調整など、幅広い面からやさしく寄り添ってくれます。

「薬に頼りすぎたくない」
「自然な方法で整えたい」
「からだのリズムを大切にしたい」

そんな方にこそ、鍼灸はおすすめのケアです。

まずは無理のない範囲から、気軽に体験してみてはいかがでしょうか。