美容にあまり興味のなかった私ですが、なんだかんだで7年もエステティシャンをしています。
思春期の頃、ニキビに悩んでいて、近所の100均でパウダーファンデーションを買い、ニキビ肌にはたいて隠していました。
きっと色も合ってないしつけ方も間違えていたので不自然だったのでしょう。
周りの大人たちから、
「若いうちは何も付けないのが一番キレイなのよ」と言われたり、
「好きな子でもできたのかしら?」と茶化されたりして、
自分の顔がますますコンプレックスになりました。
20代になってもニキビは治らないままで、
お化粧もトラウマになっていたのでやり方も知らないまま、
ずっと自信のない状態で過ごしていました。
結婚して子供も生まれたある日、ママ友から「エステの仕事を始めたので、練習台になってほしい」と頼まれ、
こんな顔で恥ずかしいと思いながらも、人生初めてのエステを体験しました。
とても気持ちよくて、肌も明るくなった気がして、これでニキビも治ったら最高だなあと思ったのを覚えています。
ママ友はスキンケアの方法も勉強してして、正しい洗顔のやり方や保湿の仕方、
ニキビにはどんなお手入れが大切かを教えてくれました。
最初は、高い化粧品を売りつけられるのではないかと警戒していましたが、私もスキンケアのレッスンを受けたりして肌のことを知ることができ、
正しい方法でお手入れするうち、ニキビはだんだんとできにくくなりました。
お化粧の仕方も習いました。
不格好な眉毛を整えるとあか抜けたようになり、あまり好きじゃなかった自分の顔がなんだか悪くないと思えるようになりました。
「子供連れでもできるよ」と言われ、簡単なエステも習ってみました。
人の顔に触れるのは正直怖かったけど、自分には縁がないと思っていたことを体験できていることが面白くて、
せっかくだし、ということで、エステのスクールにも行ってみました。
4人目の子供が幼稚園に入園した、39歳の時です。
それからは細々と経験を積んで、今に至ります。
エステティシャンというと、若いころから美容に興味があったのだろうと思われるかもしれませんが、
そんな人ばかりではないのです。
今日、20歳の長女から、
「友達に、うちの親、エステティシャンなんだ、って言ったらうらやましがられた。」
と聞いて、エステティシャンやっててよかったと思いました。
人をきれいにする仕事、なかなか良いですよ。