私たちの体の中で、「脳」と「腸」は深くつながっていることが近年の研究で分かってきました。この関係は「脳腸相関(のうちょうそうかん)」と呼ばれ、心と体の健康に大きな影響を与えています。
腸には腸管神経系と呼ばれる神経ネットワークがあり、その数は脊髄と同じくらいとも言われています。
そのため腸は「第二の脳」と呼ばれ、以下のような働きをしています。
◎感情やストレスの影響を受けやすい
◎ 幸せホルモン「セロトニン」の約90%を作る
◎免疫機能の中心的役割を担う
つまり、腸内環境が乱れると、気分の落ち込みや不安、集中力低下などが起こりやすくなるのです。
ストレスが腸に与える影響
強いストレスを感じると、こんな経験はありませんか?
◎お腹が痛くなる
◎下痢や便秘になる
◎食欲がなくなる
これは脳がストレスを感じ、その情報が腸へ伝わるためです。
逆に、腸内環境が悪化すると脳にも影響し、イライラ・不安・睡眠の質の低下などにつながることもあります。
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脳と腸のために気をつけること
1、食事を整える
腸内環境を良くすることは、脳の健康にも直結します。
意識したい食品
◎発酵食品(ヨーグルト、納豆、味噌、キムチ)
◎食物繊維(野菜、海藻、豆類、玄米)
◎オリゴ糖(バナナ、玉ねぎ、はちみつ)
控えたいもの
◎加工食品やジャンクフード
◎過剰な糖分、アルコール
2、ストレスを溜め込まない
腸はとても繊細なので、ストレスの影響を受けやすいです。
◎深呼吸や瞑想
◎軽い運動や散歩
◎しっかり休む時間をつくる
「頑張りすぎない」ことも腸への優しさです。
3、睡眠を大切にする
睡眠不足は自律神経を乱し、腸の動きを悪くします。
◎寝る前のスマホを控える
◎決まった時間に寝起きする
◎寝る前にリラックスする習慣をつくる
4、腸を冷やさない
腸が冷えると働きが低下します。
◎冷たい飲み物の摂りすぎに注意
◎お腹を温める
◎シャワーだけでなく湯船につかる
脳と腸は切り離せない関係にあり、腸を整えることは心を整えることでもあります。
食事・睡眠・ストレスケアといった日々の小さな習慣が、脳と腸の健康を支えてくれます。
「なんとなく不調」「気分が晴れない」と感じるときこそ、腸から見直してみるのもおすすめです(^^)