どうも!中村屋和依治です。
立冬を過ぎ暦の上では冬になりましたね。高い山はうっすら雪化粧、低い地でも霜が降りだしました。
寒くて寒くて嫌になっちゃいます。
さて今日はダイエットについて第三弾の『消化』についてです。
これまでダイエットは食餌療法であるという事、過食が痩せない原因であるという事、糖の摂取が肥満と老化に繋がるという事をお話ししました。
糖というのは本当に厄介なもので糖質0という謎の甘い飲料水、エナジードリンクという名の謎の飲料水こういったものも要注意です。
昔から『よく噛んで食べなさい』と言われた経験はありませんか?
これは消化にとってとても理にかなっております。ダイエットには炭水化物、タンパク質、脂質をバランスよくとることが大切ですが、炭水化物はでんぷん質のものがベストです。小麦系はあまりお勧めではありません。(実は日本人には合いません)※リーキーガット症候群
でんぷん質は唾液に含まれる酵素によって麦芽糖に変化します。口の中で甘く感じるのは麦芽糖に変化するためです。それが小腸でブドウ糖に変わり吸収されます。またタンパク質は胃でのみ吸収されます。
しかしよく噛まずに飲み込むとすい臓が代わりに消化酵素(リパーゼ)を出し分解させます。つまり早食いをするとすい臓が常にフル稼働することになり、すい臓が疲れます。
すい臓に負担がかかるという事です。施術をしていると背中にあるすい臓の反射区に張りがある方も多く感じます。食事について伺うと早食いの方も多いです。
すい臓に負担がかかると、急性膵炎やすい臓がんのリスクも高まります。
近年すい臓の不調が多いのもそういった背景があります。最近はかまなくても食べれる食べ物がありますよね。私も大好きです。
嚙むことを咀嚼と言いますが、よく咀嚼し消化良く、満腹中枢を刺激し過食を抑えましょうね。