暑い季節には、水分補給が欠かせません。
しかし、スポーツドリンクを選ぶ際には注意が必要です。
スポーツドリンクには糖分や塩分が多く含まれており、過剰摂取によってペットボトル症候群という症状を引き起こす可能性があります。
本記事では、ペットボトル症候群とは何か、スポーツドリンクの落とし穴と正しい水分補給方法について解説します。
【ペットボトル症候群とは?】
ペットボトル症候群は、甘い飲み物を大量に飲むことによって起こる、急激な血糖値の上昇により引き起こされる急性の糖尿病合併症です。
ペットボトル症候群の主な原因は、炭酸飲料やジュース、スポーツドリンク、甘いコーヒーなどの飲み物を多量に摂取することです。
これらの飲み物には、非常に多くのブドウ糖や砂糖が含まれており、体内に吸収されやすいため血糖値が急上昇し高血糖状態を来たします。
この状態が続くと、高血糖の持続そのものが血糖値を下げる作用のある、インスリンの分泌を抑え、インスリンの効きやすさ自体も下がってしまいます。
このため高血糖が、さらなる高血糖を引き起こす糖毒性という状態に陥ることがあります。
重度の場合は意識障害や昏睡を引き起こす、糖尿病の重大な急性合併症です。
この症候群は特に10代から30代の若年層に多く見られ、肥満傾向にある方に特にリスクが高いとされています。
【スポーツドリンクの落とし穴】
スポーツドリンクは、スポーツや運動をする際に水分やミネラルを補給するために飲まれることが多いですが、実は落とし穴が存在します。
スポーツドリンクには、糖質やカロリーが含まれているため、運動量に対して過剰なエネルギー摂取につながることがあります。
また、一部のスポーツドリンクには、添加物や人工甘味料が含まれている場合もあります。
これらの問題を避けるためには、まずは運動の目的や量に合った適切な量を摂取することが大切です。
また、糖質やカロリーの量を確認し、適量を守るようにすることで、運動効果を高めることができます。
今回はスポーツドリンクで水分補給するさいの注意点についてをお伝えしました
次回は正しい水分補給の方法についてお伝えします^^