メノポハンドって知ってますか?(2025年03月25日 11時44分) キトキト鍼灸接骨院 今里店

歪み×コリ×内臓で身体を根本から整えるキトキト鍼灸接骨院です!

更年期を迎えた女性の中には、近年注目されているもので、「メノポハンド(メノポーザルハンドの略)」と呼ばれています。

閉経(メノポーズ)の前後5年ずつを合わせた10年間を「更年期」といいます。閉経を50歳で迎えた方の場合は45～55歳となりますが、タイミングにはかなり個人差があります。
この40代・50代の時期、女性の心身には更年期症状という様々な不調が起こりやすくなるということがよく知られており、その一つに手指の不調があります。

手指のこわばりや関節の痛みなど初期の不調を「更年期手」と呼ばれていましたが、2022年に日本手外科学会が「メノポハンド」と命名し、早めの治療を呼びかける啓発活動を行ってきました。

2022年からということもあり、あまり知られていない名前ですが、更年期から起こる手の症状をまとめてメノポハンドと呼ぶそうです。

手の関節の節が変形して腫れる、へバーデン結節やブシャール結節、手首などの痛みを伴う腱鞘炎、手が痺れる手根管症候群など、様々な症状が現れる状態です。

そして、更年期以外でも、産後のママさんも腱鞘炎が出やすいのは、更年期と同様に、ホルモンバランスが崩れていることが関係しているのではないかという説もあります。

エストロゲンと呼ばれるホルモンの影響が出ている状態ですが、ホルモンバランスの乱れは根本的な改善が難しいものです。

対策として、手の血流循環を良くしていく必要がありますので
手を振る
手をさする
全身運動
ストレッチ
などで、全身を含めた血流循環を良くしていくことで、痛みは軽減し、楽になると言われています。

手の症状でお悩みの際は、まずは病院で検査を受けてから、ご相談いただけばと思います。

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