潰瘍性大腸炎は、大腸の粘膜に潰瘍や炎症が起こる自己免疫疾患で、下痢、血便、腹痛などの症状があります。
治療法は確立されていませんが、炎症を抑えることで症状を和らげることが可能です。
その一つが食事法で、特にAIP(Autoimmune Protocol)が効果的です。
AIPは、腸の炎症を引き起こす可能性のある食品を一時的に除去し、腸のバリア機能を強化する食品を摂取します。
除去する食品には
・穀物
・豆類
・乳製品
・卵
・ナッツと種
・ナイトシェード野菜
・砂糖と甘味料
・アルコール
・コーヒーと茶
・食品添加物
が含まれます。
これらを3週間から6週間程度除去し、代わりに
・野菜
・肉と魚
・レバーなどの内臓肉
・骨スープ
・ゼラチンやコラーゲン
・フルーツ
・発酵食品
・ココナッツ製品
・ハーブとスパイス
を摂取します。
AIPは、潰瘍性大腸炎の人にとって効果的な食事法であるという研究結果がありますが、厳しい食事法であり、栄養バランスや社会的な食事に影響を与える可能性があります。
また、個人差があります。
そのため、AIPを実践する前に、必ず専門家に相談することが重要です。
当院では潰瘍性大腸炎の方が多く通っています。
AIPや食事に関しての指導もさせていただいています。
1番大事なのはあなたの体質に合った食事をするということです。
あなたの身体に合った食事法を一緒に見つけませんか?
少しでも気になる方はぜひご連絡ください。