今日は、ぎっくり腰について、その原因と予防方法についてお話しします。
## ぎっくり腰の原因
1. 筋肉が疲れている状態で、腰に負担をかける動作をすることで発症することがあります。
2. 重い物を持ち上げる際だけでなく、くしゃみや物を拾う動作、お辞儀をする際など、些細な動
作でもぎっくり腰が発生することがあります。
3. ぎっくり腰は、腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症など、はっきりした病名がつかない全ての
急性腰痛の総称とも言えます。
## ぎっくり腰の症状
ぎっくり腰は急性で強い痛みが特徴です。
瞬間的に強い痛みが生じます。
脂汗をかくほどの激痛を伴うこともあります。
1. 歩行に支障がでる程の腰痛:
2. 寝返りが打てない程の腰痛:
3. 前かがみになれない程の腰痛:
4. 起き上がれない程の腰痛:
##痛みの期間:
通常、数日から10日程度で痛みがなくなります。
## ぎっくり腰の治し方と予防法
**安静とセルフケア**:
- 痛みが強い時はむやみに動かず、痛みを落ち着かせましょう。
- 湿布薬や鎮痛剤を使用すると痛みが和らぐことがあります。
- 寝る姿勢は膝を曲げた状態で横になると楽になることが多いです。
- 痛みが落ち着いたら、軽いストレッチや運動を行い、筋肉をほぐしましょう。
**予防法**:
- 腰の筋肉を強化することで、ぎっくり腰のリスクを減らせます。
- 重い物を持ち上げる際は、膝を曲げて腰を丸めずに行いましょう。
- 過体重は腰に負担をかけるため、健康的な体重を維持しましょう。
-身体が冷えているとちょっとした姿勢でぎっくり腰になる可能性が高まります。
## 鍼灸とぎっくり腰の予防
鍼灸治療がぎっくり腰に効果的な理由はいくつかあります。
【筋緊張の緩和】:
鍼灸治療では、痛みのある部位に直接刺激を与えることで、筋肉の緊張を効率的に緩和することができます。
【血流の改善】:
血管が拡張することで、血液の渋滞が解消されて、細胞に十分なエネルギーや酸素が供給されることで、痛みや違和感が消失されます。
【エンドルフィンの放出】:
鍼の刺激が加わると、痛みを抑える鎮痛効果のあるエンドルフィンなどの化学物質が放出されます。
ぎっくり腰になってからでなく、予防として鍼灸施術を受けるのが理想的です。
気になる方はぜひご相談ください。