一週間に何回筋トレすれば健康になる?
「筋トレは毎日やらないと意味がないの?」と疑問に思う方も多いですが、健康づくりという観点ではやりすぎる必要はありません。厚生労働省が示している「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」では、筋力トレーニングについて週2~3回行うことが推奨されています。
ここでいう筋トレとは、ジムでのマシントレーニングだけでなく、スクワットや腕立て伏せなどの自重トレーニングも含まれます。特別な器具がなくても、筋肉に負荷がかかる運動であれば十分です。
では、なぜ週2~3回が良いのでしょうか。筋トレは筋肉に刺激を与え、その後の休息と回復によって効果が高まります。連日行うと疲労が抜けず、逆にケガや体調不良につながることもあります。適度な休養を挟むことで、筋力や筋量の維持・向上が期待できます。
また、厚生労働省の資料では、筋トレを継続することで生活機能の維持、転倒予防、生活習慣病リスクの低下など、健康面で多くのメリットがあることが示されています。年齢を重ねるほど、筋力を保つことは健康寿命を延ばすうえで重要になります。
具体的には、全身を使う運動を中心に「少しきつい」と感じる強度で行うのがおすすめです。週2~3回の筋トレに、ウォーキングなどの有酸素運動を組み合わせることで、より効果的な健康づくりができます。
無理なく続けられる頻度から始め、習慣化することが何より大切です。
おすすめコース