12月は、一年の疲れが身体の奥にたまるうえ、気温の低下で筋肉が縮こまりやすくなります。とくに背中や腰まわりは冷えの影響を受けやすく、筋肉の張り・こわばり・朝の重だるさといったサインが出やすい場所です。実はこの時期、「なんとなく腰が不安」「前かがみが苦手」「朝の動き出しが固い」という方は、すでに“ギックリ予備軍”の状態です。痛みが出る前の段階では気づきにくいのですが、背骨がうまく動いていないことがその大きな原因です。
本来、背骨は24個の骨がひとつずつ細かく動き、しなるように連動して身体を支えています。しかし、疲労や姿勢のクセが重なると、この連動が徐々に止まり、背骨を支える深層筋(多裂筋、回旋筋、起立筋群など)が固まりやすくなります。すると背骨が“棒”のようになり、動きの自由度が失われ、日常動作のたびに腰だけで動こうとしてしまいます。これが12月にギックリ腰が急増する理由で、実は突然起こるものではなく、じわじわと準備されていく“結果”なのです。
大切なのは、痛みが出る前に「背骨が動ける環境」を取り戻すこと。背骨まわりがほぐれると、肋骨の動きも広がり、自然と呼吸が深くなります。呼吸が変わると肩まわりの緊張もほどけ、骨盤の立ちやすさにも繋がります。つまり、背骨のしなやかさは全身のしなやかさにつながっているのです。
ホグトレパーソナルでは、背骨の動きに関与する深層筋を無理なくほぐしながら、肩甲帯・骨盤帯・肋骨の動きを連動させるトレーニングで「しなる背骨」を取り戻していきます。痛みを出さずに“脱力”しながらほぐれる専用マシンがあるため、普段ストレッチが苦手な方でも安心して動けます。
「最近、腰が抜けそうな感覚がある」「年末の作業がつらい」「朝の最初の一歩が重い」そんなサインがある方は、まさに今が改善の最適なタイミングです。12月は身体が固まりやすい分、正しいケアをすると変化も実感しやすい季節。ギックリ腰になる前に、背骨を整えて“軽い身体”で新年を迎えませんか?