身体の重心、どこにありますか?(2025年12月21日 11時00分) ほぐそうや

立っているとき、
「自分の身体はどこで支えられている」と感じますか?
足先でしょうか、かかとでしょうか、
それとも腰や背中でしょうか。

そもそも重心とは、
身体の重さが最も集まる“バランスの中心点”のこと。
人の身体では、本来この重心は
**股関節まわり(骨盤の少し奥)**にあります。

この位置に重心があると、
大きな筋肉と骨格で身体を支えられるため、
余計な力を使わず、楽に立ち、楽に動くことができます。

ですが実際には、
「ちゃんと立っているつもり」でも
重心が股関節からズレている方がとても多いのです。

重心が前にズレると、
太ももやふくらはぎが頑張り続け、
後ろにズレると、
背中や首、肩で身体を引き上げる状態になります。

これは、
本来頑張らなくていい筋肉が、無意識に頑張り続けている状態。

その結果、
✔ 立っているだけで疲れる
✔ 肩こり・腰の重さが取れない
✔ 呼吸が浅くなる
✔ 動きが重く感じる

といった不調が、少しずつ表れてきます。

「姿勢を正そう」
「お腹に力を入れなきゃ」
そう意識して頑張るほど、
かえって重心が安定しなくなる方も少なくありません。

重心は、
無理に作るものではなく、
身体が安心して力を抜けたときに、自然と戻るものです。

股関節の硬さ
呼吸の浅さ
長年の身体の使い方のクセ

それらが重なると、
「どう立てばいいのかわからない」状態になってしまいます。

だからこそ、
ホグトレでは無理に頑張らせることはしません。
パーソナルトレーナーが身体の状態を丁寧に見ながら、
今の身体に合わせて、そっと寄り添うサポートを行います。

「ちゃんとやらなきゃ」
「頑張らないと変わらない」
そんな心配はいりません。

少しずつ力を抜き、
楽に立てる感覚を取り戻していくことで、
重心は自然と整っていきます。

頑張りすぎなくても大丈夫。
身体は、正しくサポートすればちゃんと応えてくれます。

最近、立つだけで疲れる
身体が重く感じる
そんな方こそ、
まずは“楽に立てる重心”から整えてみませんか。