こんにちは!
卒業するための整体院 ヤモリの学校、永山です
肩こりや腰痛、ストレートネックでのお悩みで来院されていても
「そういえば顎も痛い」という方が多くいらっしゃいます
姿勢が顎関節に影響を及ぼすというのは、広く知られ始めたと思いますが
その理由がイマイチ理解できていない方が多いように感じます
そこで今回は
姿勢が顎関節症のリスクにどう関わるのか?
ということを説明します!
そもそも顎関節症とは、
顎の筋肉や関節に炎症やズレが生じ痛みや音が出る病気のことです
・顎関節痛、咀嚼時痛(顎が痛い)
・開口障害(口が開かない)
・顎関節雑音(顎を動かすと音がする)
この3つの内1つ以上があり、
これらと同じような症状が出ることのある顎関節症以外の病気がない時に
『顎関節症』だと診断されます
主な原因として知られているものは
歯の食いしばりや歯ぎしり、噛み合わせの異常、生活習慣や精神的ストレスが原因とされる場合もあります
様々な原因があるとされていますが、よく見落とされるのは「姿勢」です
頭部、頸椎、胸郭、胸椎などの相対的な位置がずれることで、
下顎骨や顎関節周囲に付着している筋肉の緊張のバランスや機能のバランスが崩れます
最終的に顎関節周囲の筋や関節に負荷がかかり、炎症が起きたり、ズレが生じることで症状が出てきます
つまり、顎関節症という結果だけをみて顎関節だけ治療したとしても
姿勢が崩れていて、顎関節に負担がかかり続けていれば、再発したり悪化したりする可能性が高いんです
そのため、腰痛や肩こりの症状が強く出ている方の中には
顎関節症になりかけている方が多くいるという訳です
また、姿勢改善で一番大事なのは「変化量」ではなく、いい方へ変化した状態の「定着率」です
姿勢が崩れない、崩れても修正できる習慣が身についていれば
こういった姿勢の崩れからくる症状からも卒業しやすいということを覚えておいてください!