眼精疲労からくる肩こりや頭痛は、
パソコンを使うことが多くなった現代では多く
私も整体師以前のデスクワーク時代は
同じような悩みを抱えていました。
これはVDT症候群(Visual Display Terminal Syndrome)と呼ばれ
ディスプレイを長時間使うことで起こる心身の不調の総称です。
目を使いすぎると交感神経を興奮させます。
脳から背骨の中を通る神経を包み込んでいる硬膜は
首の1~3番の骨に付着しており目からの情報は
視神経を通じてこの部位(首の付け根)にある筋肉を緊張させます。
また、硬膜には痛みを感じやすい「三叉神経」が通っており
硬膜が緊張すると刺激されて頭痛が起こります。
硬膜は迷走神経とも関連があり、呼吸が浅くなったり、
心拍が下がることで末梢への血液循環が悪くなり
末端部の冷えにつながることがあります。
眼精疲労では首の付け根の筋肉である
後頭下筋群の緊張を緩めたり
整体ではすることが多いかと思いますが
眼球への水分を促す調整や眼球運動の抑制の解除、
硬膜の調整が役に立つことがあります。
また、セルフケアもお伝えしております。