数年前に左の股関節の手術をされ、病院で右の股関節もいづれ手術を…と言われていた方が
右の股関節の痛みが出だしたため、ご家族に勧められて来院してくださいました。
右のお尻にも違和感があり、股関節を開くと痛む、暫く立っていると痛む、あまり歩けない……
もともと体を動かすことが好きだった方のようですが
痛みのせいでじっとしていることも多くなり、生活に支障をきたされていました。
けど、診てみると膝がおかしい…それもけっこう古い怪我のようで、足首も可動制限がかかっていて捻挫のあとのようでしたので、
お尋ねしたところ、左の股関節の手術より前に階段から落ちて右の足首をひどい捻挫をされたそうです。
股関節より先にそちらを診ないとなと判断して施療させて頂きましたが、
お悩みの股関節やお尻の痛みもとりあえず消失しました。
しかし、まだ膝と足首の制限が取れきれていないので、また翌週に続きをということで、初回施療を終了しました。
御本人は手術しないといけないと思われていたようでしたので、驚いていらっしゃいましたが
身体は1つのユニットである以上、この場合では痛みの原因が股関節にあるとは限りません。
手術が必要なこともあるかと思いますが、そうでない場合もあります。
中途半端に治ったつもりの古い怪我が後々悪さをすることも多々ありますので、
日頃からのメンテナンスとして通えるかかりつけ整体を身近に探しておかれるといいのではないかな、と思います。
※当然のことながら、お一人お一人身体の状態はちがいますので、施療の結果のでかたは個人差があります、ご了承下さい。
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