例年の梅雨明けは7/19~21くらいですが、すっかり夏っぽくなってきましたね。
ビールの美味しい季節です。
経験的にご存知の方も多いと思うのですが、アルコールを摂取した後は浮腫みますよね。なぜ浮腫むのか?
アルコールを摂取すると顔が赤くなったりする方がいらっしゃると思うのですが、これは血中のアルコール濃度が高くなって血管が拡張することによります。血管が拡張するという事は、血管の透過性も上がりますので、流れている血液から水分が漏れ出ていきます。これが浮腫みになるんですね。
アルコールには利尿作用があるので、水分や電解質が排尿によって喪失して血管内脱水という状態になります。これは身体にとっては危険な状態なので、血液の濃度を下げようとして水分を取り込もうとします。アルコールを摂取するとのどが渇くのは、この作用によります。
アルコールは百薬の長と言ったりもしますが、実際のところはエンプティーカロリー(身体のためになる栄養素は何一つ含まれず、カロリーしかないという意味)と呼んだり、依存性があったりもして、百害あって一利なしなのかも知れません。
そうは言っても、ビールが美味しい季節なので。ついつい飲みすぎてしまう事もあると思います。
深酒は避けて、飲んでいる時にはアルコール以外の水分も摂取する。一時的な飲酒による浮腫みは数時間から1日程度で解消されるとは言われていますが、浮腫みが強い時にはリンパマッサージなどを試してみてはいかがでしょうか?
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