昨夜から降り始めた雪、今日は絶対この残雪と雪中梅を撮りたい!そう心に決めていた私は、今朝未明高知城に出かけたのでした。目指すは梅の段です。外気はちょうど氷点零度、少し気温が上がればすぐに溶けてしまう微妙な感じでした。時間との勝負です。着くやいなや私は残雪にまみれた梅の花を撮るのに夢中になっておりました。
まず到着して撮り始めたのが雪をかぶった白梅でした。そして寒空に浮かぶお月様は睦月25日の有明の月です。あまりにも見事なので望遠レンズに付け替えてお月様を撮る私なのでした。この間に、気温が少し上がり雪氷が水に変わり始めるのです。本当にタッチの差でした。時間との勝負、これもシャッターチャンスのうちの1つなのだとつくづく思いました。案の定、日が昇ってくると、雪はあっという間に溶けてしまうのでした。
枝垂れ梅、ぽつりぽつりではありますが開花が始まっております。残雪も少し外気が上がってきたのか溶け始めてましたが辛うじて残ってました。枝垂れ梅は、また後日撮りに行くと思います。私は咲き誇る満開の花たちの香りはもちろんのこと、独特の雰囲気が好きです。多くの植物にとって開花は1年に1度の一大イベント、ある植物にとっては一生に一度きりのもあります。その華やかな晴れ姿は目に焼き付けておくだけでなく写真にしたい、そう心から思えるのです。
それでは皆様引き続きよい1日をお過ごしください。