3月になりましたね。白木蓮の花が咲き始めました。数日間降り続いていた雨も上がり、今朝は雨露に濡れてしっとり花開く白モクレンの花を撮影してみました。場所は朝倉西町の小さな公園に植えられている白モクレンの大木です。この公園には4本植えられていて以前は本当に大きな大木でしたが、半分ほどの大きさにされてしまいました。近隣住宅の日照が阻害されてしまうからなのでしょうか?しかしそれにもめげずに毎年見事な美しい花を咲かせてくれます。
ご覧の通りモクレンの花の蕾の先は一定方向を指しております。その一定方向は北向き、このため方角を知る羅針盤や方位磁石みたいでもあることから、コンパスフラワーとも呼ばれているのだとか。太陽光や光に向かって花を咲かせる植物が多い中、あえて北向き、太陽にそっぽを向く形で咲く花は珍しいですよね。これは木蓮が太陽光が嫌いなわけではないようです。蕾が膨らみ始めるときに太陽光の当たる南側の成長が著しいためにつぼみの先端が北を向いてしまうだけなのかもしれません。
抜けるような青い空の下の木蓮の花は数日前の鏡川沿いの土手にて撮影しました。
ここ最近は本当にいろいろありますが、大いなる自然は変わらずそこにあり、私たちの目を楽しませてくれます。サロン希望の店長の私は人知を超えた自然が織り成す美をこれからも紹介して皆様を癒しへと誘って行くことにしましょう。皆様にとって楽しい1週間になりますように。