サロン希望の応接間ではただいまアジサイの花、2種類の百合の花が生けてあります。まだら模様のインカ百合、黄色いスカシユリです。ウグイスの卵のようなまだら模様に半開きの花が魅力のインカ百合、検索してみると南米原産の百合なのだそうですね。
針木の菖蒲園、今年も花が咲き始めました。年々雑草にまみれてきて、どんどん寂しくなっていってます。確かに菖蒲園の整備はお金と労力がかかります。来年は整備された状態で楽しめたらなあ…と願うばかりです。
それはそれとして、花の先にはトンボが留まって羽を休めております。留まったトンボを拡大してみると青紫色の花に留まっていた理由が分かりました。トンボのお腹が青いのです。つまり青色と青色を重ね合わせて保護色にして、天敵に見つからないよう精一杯の工夫をしているのです。トンボの天敵と言えばツバメ、超高速で掠め取られてしまうので不可避、逃げても無駄、せめて見つからないように頑張っているのですが、羽根が見えるからねえ…私の目でもすぐわかりましたもの。これって頭隠して尻隠さずだね。と色々なことを考えてしまいました。とにかく…物陰に隠れないとツバメさんにやられます。気をつけてね。
そして五台山竹林寺ではハンゲショウの葉が白く色付き始めました。ご覧の通り穂状の花が用意されているのではありますが、花単体では地味で目立たないので花の周りの葉の半分を白くすることで花の存在を花粉を媒介する虫達に知らしめる、そんな涙ぐましい努力をしているのです。ハンゲショウは半夏生、半化粧とも。このハンゲショウ、花の時期が終わると白かった葉はまた緑に戻ってゆきます。
アジサイ、アヤメ、カキツバタ、ハナショウブもそうなのですが、この半夏生が白く色づき始めるといよいよ雨降りしっとり梅雨の時期の到来ですね。次回の記事はサロン希望にやってくる第2波のツバメの家族についてです。いろいろ迷いもあったようなのですが、サロン希望の店前の駐車場に巣作りを始めております。ただいま画像と動画を編集して用意している最中です。お楽しみに。