本格的な暑さ到来!夏バテしないための栄養学(2022年07月01日 13時00分) Re.Ra.Ku 御成門駅前店

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Re.Ra.Ku御成門駅前店です。

年々健康への意識が高まる中で、読者の皆さんの中にもスポーツを日常に取り入れている方も多いはず。そこで今月は、スポーツ栄養学の観点からこの季節に気をつけておきたい“夏バテ”と“貧血”についてシェアしていきます。

【夏バテ予防は暑くなる「前」が肝心!!】
夏バテは“疲労”とは異なり、夏の暑さから来る体のだるさや食欲の低下、体重減少などの症状を言います。「体を動かすことで熱を持つ体」と「外気温の高さ」の2つの原因によって、体が許容以上の熱に中てられて不具合を起こしてしまうため、夏場に合った食事法を行う必要があります。

夏バテを防止するためには夏の時期だけでなく、その前から夏バテを防ぐための準備を行う必要があります。一汁三菜の献立を基本としてそれぞれの栄養バランスを整えておきます。暑くなる前から健康に気を付けておけば夏季のスポーツや日常生活にもさほど影響が現れず、夏バテが起こりづらくなります。

【食欲がない時のポイント】
食欲が湧かない時は口当たりが良いそうめんやうどんなどの麺類を食べる機会が増えますが、それではたんぱく質やビタミン、ミネラルなどの補給が不足してしまいます。

そんな時に取り入れたいのが「胡椒やワサビ、唐辛子などの香辛料」と「梅干しや柑橘類から得られる酸味、ニンニクやショウガなどの香味野菜」です。薬膳にも使われる食材が多いので体に優しく食欲増進に役立ちます。

また糖質や塩分に気を使っている方にとっても、味が薄いのは物足りなく感じますが香味野菜などを活用することで、美味しく食べながら体のケアすることができます。

どうしても固形のものが食べづらい時はカレーやシチュー、けんちん汁など具材が煮込まれ、適度な汁気がある食べ物が、消化にも良く飲み込みやすいのでおすすめです。

そして最も重要なのが水分補給。しかし、糖分の多いジュースを大量に飲むと胃液が薄まったり、血糖値が上昇して食欲を減退させてしまうため理想的なタイミング(運動後2時間以内)で食事を摂ることができません。

ミネラルも汗と共に失われやすいので同時に補給できる麦茶がベストです。また、健胃効果がありたんぱく質も摂取できる“飲むお酢”を摂りいれるのも大変おすすめです。

【疲労回復レシピ】
暑い時期の疲労回復におすすめのレシピをご紹介します。
(図1参照)

暑い日の対策を十分に取って元気に過ごしましょう♪
次回は「貧血予防の秘訣」です。お楽しみに!