こんにちは、Re.Ra.Ku御成門駅前店です。前回に引き続き、オーガニックの世界をご紹介していきます。
オーガニック製品を生活に取り入れたいと思う時、そのお値段に驚くとともに、手にしたその商品が
本当にオーガニックなのか分かりづらいと多くの方が感じるのではないでしょうか。
また、近場で手に入らないという現状があります。
そこで、今回はオーガニックの定義やオーガニック農家が置かれている現状と値段の背景。
似ている名前の産物を見極められるように一緒に確認をしていきましょう。
オーガニック農業の定義
規定の中では他にも「自然循環機能の維持増進」「環境への負荷軽減」「生態系の維持」など、
オーガニック・有機農業の本来の目的が規定の中で謳われています。
また、条文はこの後も続き、第一条、第二条を満たすために何を使用すべき・使用してはならない
ということが記載されており、一般の農業と、有機農業の区分を明確にされていることが分かります。
オーガニックと特別栽培・無農薬栽培・自然栽培の違い
先の項目でオーガニックの定義について解説しましたが、似たような言葉に
特別栽培・無農薬栽培・自然栽培などがあります。
それぞれどのようなものを指すのか、その違いも合わせて確認しておきましょう。
オーガニック農家にのしかかる有機JAS認定と“求められる
野菜”
いざオーガニック食品を取り入れようと思っても、大きなスーパーの小さなスペースでしか
見つけることが難しいのが現状です。
これまで解説した通り・・・
・生産量が少ない
・大量生産向きの農法ではない
ことが大きな理由としてあります。しかし、それだけでは説明がつかないほど、
消費者の意識も高まり需要が伸びている現状に対して、供給が一向に追い付いていません。
その背景には、「有機JAS認定に多大な時間とお金がかかること」と、
消費者と農家を繋ぐ流通の過程で求められる「流通の規格」が関係しています。
これらの問題は一朝一夕には解決しませんが、
“消費者が本当に必要としているモノは何か―。
“声を上げ続けることが問題解決への近道だと思います。
ただし、現在オーガニック食品が手に入らないということではありません。
次回は、オーガニック製品はどこで買えるのか。オーガニックな暮らしの実践についてご紹介します。
是非、楽しみにしていてください。